本日の日経平均は小幅に反落。注目のエヌビディアの決算は売上高・純利益ともに市場予想を上回ったものの、時間外で株価が下落した事を嫌気して寄り付き早々に37,970円(−401)まで下落。売り一巡後は押し目買いが下支えとなり、前場は38,200円付近、午後は38,300円台をコアレンジとする底堅い展開に。東証主力株は特色の乏しい高安マチマチの構図。

日経平均 38,362円 −9、Topix 2,693 +0
日経先物 38,350円、為替 144.51円/ドル
NYダウ先物 41,294ドル +116 

日経平均のテクニカルは直近レンジ内の推移により方向感は生じず。5日線と10日線の差が200円未満まで縮小している(煮詰まり感が高まっている)だけに、上下双方に大きくブレうる形状。

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中小型株は 5535 ミガロ、6507 シンフォニア、8848 レオパレス21、2767 円谷フィールズ、8518 日本アジア、1451 KHC、2820 やまみなどに短期資金が流入。東証グロのテクニカルは、5日線割れにより8/6からの上昇トレンド一服気配が浮上。

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■ 後記 : 今晩のNY動向を確認するまで油断はできませんが、エヌビディア決算が日経(先物)に与える影響は限定的となる可能性が高いと判断。

明晩の米7月個人消費支出物価指標(PCEデフレータ)次第ではドル円の一段安に伴う日経下振れも警戒されますが、 米長期金利は既に9月0.5%利下げ(通常の0.25%利下げの2回分)をも織り込んでいるだけに、過剰な警戒もリスキーな環境です。

よって、2,3割の余力維持により相応のリスク管理と新たな物色テーマに乗る準備が整っている方は、「38,000円台前半をコアレンジとする持ち合い継続」を前提に、ターゲットと条件を絞った押し目買い・上昇時の売りすぎ注意スタンスを邁進してください。

※ 持ち合い中期化においては、Bタイプ(“物色の二極化”に対応した好トレンド中小型株)やCタイプ(ハイボラ中小型株)狙いが有効とみていますが、上記のように中小型株全般では「エヌビディア決算を起点とする物色ムード一服」が懸念されます。手仕舞い条件の設定と徹底も抜かりなく。

では 本日もお疲れさまでした。

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