前場の日経平均は暴落。昨日が9月初日となったNY市場における月初需給の債券買い(金利は低下 → ドル円安)傾斜、株式売りを嫌気して9時台に37,122円(−1563)まで下落すると、売り一巡後も37,000円台前半で弱含む展開に。東証主力株は先物需給の影響を受けやすい値がさ・ハイテク株を中心に概ね軟調。

中小型株は 9749 富士ソフト、3841 ジーダット、8783 GFA、4875 メディシノバ、3541 農業総合研究所、5616 雨風太陽、143A イシン、7362 TSI、7063 バードマンなどに短期資金が流入。全般的には日経なりに売りが優勢。

□ 午後の展望 : 売り優勢も底堅く

前場の暴落によるテクニカルと市場マインドの悪化が重石となるものの、8月序盤と異なりドル円の急落を伴っていたいため、押し目買い(戻し)が支えとなる37,200−37,700円レンジの推移が本線。

■ 午後の戦略 : 手仕舞い要件の確認、余力維持 → 突っ込み買い!

繰り返しとなりますが、現在のドル円動向を考慮すれば、8月序盤のような「円キャリー取引の巻き戻し」を主要因とする下振れは回避される可能性が高いと判断。

しかし、先週からお伝えしてきたように日米株価指数のMACD陰転によるテクニカル悪化 → 調整局面入りリスクに加えて、週初からの戦略ステージ4による強気度アップが後手を踏んでいる経緯を踏まえれば、「8/6からの急反発」の再来を過信した弱テクニカル銘柄の無策放置はハイリスク。

よって、持ち株全体の状況とご自身のリスク許容度・相場観などに絡めた余力確保や手仕舞い条件の設定と徹底を優先。その上で、ターゲットを絞った押し目買いによる“逆襲の”布石”を丁寧に。

では 午後もよろしくお願いします。

   
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