本日の日経平均は暴落。前日のNY市場にて景気停滞不安を建て前、月初需給の「債券買い・株式売り」傾斜を主要因とする米金利低下( ≒ ドル円安)・日経先物安を重石に売りが先行。10時前に37,100円台まで下落した後、売り方の買戻しにて37,500円台まで切り返す場面もあったものの、引けにかけては「8月序盤の暴落のトラウマ」や先物への散発的な大口売りも足かせとなって下値を切り下げる展開に
東証主力株は先物需給の影響が強い値がさ・ハイテク株を中心に概ね軟調。
日経平均 36,993円 −1693、Topix 2,630 −102
日経先物 36,990円、為替 145.12円/ドル
NYダウ先物 40,881ドル −137
日経平均のテクニカルは、10日線からの下放れ、MACD陰転、デッドクロス目前の5日・10日線などが調整トレンド入りを示唆。下値メドは節目の37,000円付近が軽め、8/5安値から直近高値までの上昇幅(7,242)のフィボナッチ(0.382)押しとなる36,000円水準が強めの抵抗帯として意識されます。
中小型株は 9749 富士ソフト、3541 農業総合研究所、5616 雨風太陽、7362 TSI、3841 ジーダット、8783 GFAなどに短期資金が流入。全般的には広く深く売りが浸透。東証グロース指数のテクニカルも「下げ初日」の形状。
■ 後記 : メジャーSQ月初めの特殊需給は「売り」に傾斜。上記のようにドル円の急落を伴っていないだけに「8月序盤レベルの暴落は回避される」可能性が高いと判断する一方、「調整トレンド入り初日」を示唆しているテクニカルを踏まえれば、8/6以降のような急反発への過度の期待はNGな環境です。
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■ 後記 : メジャーSQ月初めの特殊需給は「売り」に傾斜。上記のようにドル円の急落を伴っていないだけに「8月序盤レベルの暴落は回避される」可能性が高いと判断する一方、「調整トレンド入り初日」を示唆しているテクニカルを踏まえれば、8/6以降のような急反発への過度の期待はNGな環境です。
よって、今回も暴落時の手順に従った以下のスタンスで対応したいところ。
(1)手仕舞い条件の徹底によるリスク管理を淡々と : 「全て売るか、全てホールドか」のような極端な発想は避け、手仕舞い条件に触れた銘柄やストレス玉は機械的に3分の1から半数を売る...のような柔軟な構えで。※ ストレス玉 = 本日の急落局面で買い増し意欲の湧かなかった弱テクニカル銘柄。
(2)攻撃対象は極端に絞り込む : 週初からの更なる地合い良化シフト(戦略ステージ4)が後手に回った経緯から、Aタイプは日経レバ(1570)を中心視。Bタイプに関しては☆ 4000番台を軸とする構えで。※ B・Cタイプに関しては、目先の市場環境を確認しながら柔軟に入れ替えを計っていく予定です。
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☆ A寄りのBタイプ銘柄
9/2 2,362円 → 9/3 2,549円 +187 7.9%上昇