おはようございます。

昨日のNY株式市場は小幅に反発。前日の大幅安の反動にて11時台に41,172ドル(+235)まで上昇する場面もあったものの、引けにかけては「月初のポジション調整」を主要因とする債券買い(金利低下)・株式売りトレードの再開により不安定に推移。朝方発表された7月雇用動態調査(JOLTS)にて求人件数(767.3万件)が21年1月以来の低水準にとどまった事も株価の足枷に。

NYダウ 40,974ドル +38
ナスダック 17,084 −52
米10年債利回り 3.762% −0.074
為替 143.75円/ドル
日経先物 36,560円 −440

big (23)

□ 本日の展望 : (戻り)売り優位 ± 先物需給

NYタイムのドル円の軟化に伴う日経先物安に追随した軟調スタート後、引けにかけてもテクニカルと市場マインドの悪化がネックとなる不安残しの推移へ。想定レンジは36,200−37,000円。

★  本日の戦略 :「8月序盤のトラウマ」に流されず・逆らわず!

3.75%水準まで下落した米長期金利の下値余地の乏しさが、ドル安円高余地の乏しさを予兆しているだけに、円高がリードした「8月暴落の再来」への過度の警戒は不要と判断。

ただし、テクニカルと市場マインドの悪化は容易には改善されないため、不透明感の強い(ストレスフルな)相場環境が続く可能性には要注意。

よって、今回も暴落時の手順に従った以下のスタンスで対応したいところ。

(1)手仕舞い条件の徹底によるリスク管理 : 個人投資家さんの心境で株価がブレやすい商い低調銘柄を中心に、ストレス玉や弱テクニカル銘柄は前倒しでのポジション縮小( → テクニカル改善後の買い直し or 乗り換え先でのリカバー狙い)が正攻法。また、週末の雇用統計まで続く米イベントも踏まえれば、1−3割の余力維持も抜かりなく。

(2)攻撃対象の絞り込み : 日経平均に底打ちサインが点灯するまでは日経連動タイプ・東証主力系での“逆襲の土台固め”を優先。

Sラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。☆ A寄りのBタイプ銘柄で土台固め+アルファを計りつつ、更なる地合い悪化を待って★☆ 本日からの新銘柄へ派生するスタンスで。

【ウォッチ銘柄】

△ 3778 さくらインターネット、481●
中小型株ではデータセンター関連から相対的にテクニカルが良好な流動性高め銘柄に注目。

△ 8308 りそなHD、3382 セブン&アイ
東証主力株ではこの辺をケア。

    (会員サークルより >>Sラボ参加案内 

では 本日もよろしくお願いします。

☆ A寄りのBタイプ銘柄はこちらで公開中!☆