おはようございます。

昨日のNY株式市場は急反発。先週末の「弱めの雇用統計に過剰反応した下振れ」の反動により買い先行でスタートすると、昼過ぎには41,000ドル(+654)まで急騰。買い一巡後は節目やテクニカル要因(10日線の上値抵抗感)が重石となって40,800ドル台で取引を終了。

ナスダックも反発。アマゾン、テスラ、エヌビディアが指数高を牽引。新型スマートフォン「iPhone16」を発表したアップルは小幅高止まりに。ナスダックのテクニカルは右肩下がりの5日線をレジスタンスとする弱い形状を継続しているものの、「陰の陽はらみ」がトレンド陽転を仄かに期待させる格好。

big (4)

NYダウ 40,829ドル +484
ナスダック 16,884 +193
米10年債利回り 3.708% −0.005
為替 143.10円/ドル
日経先物 36,320円 +80

NYタイムの日経先物は小幅高。昨夕のコメントにて「ドル円が143.60円水準まで上昇するなら、反騰トレンド入り期待が増す」とお伝えした通り、ドル円の1434.80付近までの上昇に呼応して36,500円台まで買われながらも、NY終盤にはドル円の軟化とともに上値を切り下げる展開に。

□ 本日の展望 : リバウンド基調継続 ± ドル円

NYタイムの日経先物終値なりに36,300円付近で寄り付いた後、引けにかけてもドル円の浮沈に神経質な展開へ。想定レンジは36,000−36,500円。

★ 本日の戦略 : 足場の固めすぎにもご用心!

「下値模索過程 〜 リバウンド序盤」は、手仕舞い条件の徹底・ストレス玉の大胆な縮小 → 日経連動タイプ(Aタイプ銘柄)への乗り換えを軸とする“ステージ1戦略”を丹念に。

その他のポイント(1):今晩の米大統領候補者のテレビ討論会に関しては、既存秩序や予定調和軽視のトランプ氏と伝統的人間らしさや経済軽視のハリス氏による批判合戦が予想され、マーケットにとっての見どころは少ないと予想されますが、8月雇用統計への過剰反応からも乱高下の建て前として利用されるシーンに要警戒。

よって、明晩の米8月消費者物価(CPI)に絡めた市場混乱リスクへの備えも踏まえ、1〜3割の余力を確保して大引けを迎えてください。

ポイント(2): Aタイプ銘柄は★ 日経レバ(1570)の一点勝負。補完なら防衛関連・金融株からのチョイスが賢明。

流動性高めの好トレンド銘柄(Bタイプ)に関しても☆ メルカリ(4385)を軸に保有銘柄は絞り込むスタンスで。

ポイント(3): 結果としては39,000円まで上昇しましたが・・・、8月暴落時に「当面は38,000円が戻りの壁」とお伝えしたように、目先の底打ち後のリバウンド相場においても38,000円台が壁となる可能性が高いと判断。

よって、買値掴み玉の無策放置は日柄ロスリスクが非常に高いため、乗り換えによる効率アップ、現値打診買いでの買い値引き下げをご検討ください。※ 慎重すぎる買い増し狙い、足場の固めすぎにはご用心。

日経平均の中長期点展望・戦略イメージは、今週の戦略(9/8)内、中長期展望・戦略イメージ を参照ください。

★ 1570 日経レバ、☆ 4385 メルカリも昨夕の戦略を踏襲。上記観点から、本日からは☆ 新スポット銘柄の仕込みを開始!

【ウォッチ銘柄】

△ 7157 ライフネット、8750 第一生命、8801 三井不動産 etc
修正PBR関連記事が日経に掲載。

『 最悪に備えながら、チャンス目に布石を打つ! 』

では 本日もよろしくお願いします
!☆