本日の日経平均は大幅続落。日銀の中川審議委員による追加利上げに前向き発言に起因するドル安・円高の加速、NY株先物の軟勢、週末のメジャーSQも意識した先物需給の売り傾斜などが重石に。14時台に35,253円(−905)まで下落すると、引けにかけては下げ幅を縮小。東証主力株はほぼ全面安。
日経平均 35,619円 −539、Topix 2,530 −45
日経先物 35,770円、為替 141.26円/ドル
NYダウ先物 40,624ドル −174
テクニカル : 右肩下がりの5日線に上値抵抗感を示した下押しにより、36,000円水準での底打ち感が後退するとともに、「月初からの下落トレンド継続 → 35,000円割れ」警戒を高める形状。
中小型株も日経委平均と市場マインドの軟化が足かせとなり、総じて軟調に推移。3903 gumi、9610 ウィルソンWLW、5580 プロディライト、2370 メディネット、4583 カイオムバイオなどは商いを伴った大幅高に。