本日の日経平均は急落。イスラエル・イラン情勢のカオス化に伴うリスク回避の米債券買い → 米金利低下・ドル安円高を嫌気して売りが先行。13時過ぎまでは節目やテクニカル要因(10日線)を意識した買い戻しが支えとなって38,000円付近で持ち合ったものの、イランによるイスラエルへの爆撃、イスラエルによる報復予告が伝わると下げ足を強め、引け際には37,651円(−1000)円まで軟化。東証主力株は値がさ・ハイテク株を中心に概ね軟調。
日経平均 37,808円 −843、Topix 2,651 −38
日経先物 37,750円、為替 143.72円/ドル
NYダウ先物 42,371ドル −107
□ テクニカル : 「目先の厚めの壁」とお伝えした38,600円台に控える5日線際からの下落、10日線割れ、直近安値更新などが下落トレンド継続を示唆。数日内に5日線超えを果たす場合には底打ち反騰トレンド入りが、37,300円台に控える20日線をも割り込む場合は36,000円付近までの下振れが視野に。
【ウォッチ銘柄】
△▼ 3908 コラボス
25年3月期経常益予想を0.1億円から1.3億円に上方修正。9024 西部HD、4593 ヘリオスとともに割り切り対象でケア。
■ 後記 : 下半期入り需給主導の乱高下は想定内。明日も基本スタンスとしては「8,9月同様に月初の下押しは買い向かう」方針を正攻法。ただし、日経平均のテクニカル悪化気配、中東情勢の不透明感などを踏まえれば「38,000円付近は底値!」のようなヤマを張った強引な勝負はハイリスク。
手仕舞い条件に抵触した銘柄やストレス玉は売り急ぎよりも売りそびれに注意して機械的なポジション縮小 → 余力残しでクールダウン → 全体需給の底打ち感を確かめながら逆襲+アルファを計るイメージで対応してください。
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では 本日もお疲れ様でした。
お帰り前にこちらも是非!☆