おはようございます。

昨日のNY株式市場は4日続落。週初からの利確賛成ムードに加えて、長期金利の高止まり、米大統領選をめぐる不透明感などを重石に売りが先行。昼過ぎに42,191ドル(−323)まで下落すると、引けにかけても42,300ドル台で弱含む展開に。朝方発表された週間新規失業保険申請者件数(22.7万件、市場予想25.4万件)は労働市場の底堅さを示唆し、潜在的に株価を下支え。

個別では決算を嫌気されたIBMとハネウェル、ストライキによる経営圧迫を懸念されたボーイングの3銘柄で指数を180ドル近く圧迫。

ナスダックは続伸。決算を好感されたテスラが前日比21%高の急騰となった事がムード良化に寄与。

NYダウ 42,374ドル −140
ナスダック 18,415 +138
米10年債利回り 4.217% −0.026
為替 152.75円/ドル
日経先物 38,090円 −70

big (12)

□ 本日の展望 : 模様眺め ± 先物需給

日曜の衆議院選を前に積極的な売り買いが手控えられる中、37,800−38,300円レンジでの方向感の乏しい展開が本線。連日同様に先物での売り方主導のブレ(38,500円トライ、37,700円割れ)もリスクシナリオとして念頭に。

★ 本日の戦略 : 週明けの買い余力確保 + アルファ!

衆議院選にて市場予想通り与党が過半数を割り込み、立憲共産党が暗躍する場合には日本社会の分断と利己主義の蔓延、日本経済の後退などを懸念した外資勢の先物売りが膨らむ展開(立憲ショック)が懸念されます。

もっとも、立憲ショックは週初からの下押しで相応分を織り込んでいるため、イベント通過の買い戻し、与党過半数維持によるリバウンド局面入りも視野に。

よって、選挙絡みの過度の悲観は控え、リスク許容度と相場観に応じて1〜3割の余力を維持したら、継続予定銘柄に関しては買い条件内を丁寧に対応してください。

★☆Sラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。来週からの決算シーズン入りによる物色傾向の変化(乗り換え)に備えたポジション縮小と★☆新規買い対象3銘柄の仕込みを継続。

【ウォッチ銘柄】

△▼ 9556 INTLOOP
伊藤忠(8001)との資本業務提携を発表。昨夕触れたいよぎん(5830)などの他、7896 セブン工業、7782 シンシアとともに割り切り対象でケア。

 (会員サークルより >>Sラボ参加案内

『 全体を俯瞰して勝負どころを模索! 』

では 本日もよろしくお願いします!☆