<< 先週の振り返り >>

先週の日経平均は、立憲民主党の暗躍による日本衰退リスクを嫌気した欧米勢の先物売り(立憲ショック)を早々に消化すると、水曜には39,400円台まで上昇。週末にかけては米ハイテク企業業績への不信感、日銀会合における利上げ示唆、米リスクイベント(大統領選・FOMC)前のポジション整理需要などが重石となって38,000円水準まで売り直される展開に。

□ テクニカル : 日経平均は10/31のコメントでもお伝えしたように、10月末にて10/28からの短期上昇トレンドは一服 → 先週末の10日線からの下放れにより下落トレンド再開リスクが浮上。NYタイムの日経先物が10日線(38,545円)超えとなる38,600円まで切り返しているだけに、短期上昇第二波入り余地も内包していますが、売買戦略上は下押しケアも抜かりなく。

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ドル円は右肩上がりの10日線をサポートラインとする上昇トレンド継続...優位の形状。高水準でのMACD陰転が目先の上値の重さ、調整トレンド入り気配を示唆している点には要注意。※ もっとも、10月前半の米景況感の改善に伴うドル高(→日本株高)と異なり、直近はFRBの金融政策に対する思惑主導のドル高が主要因のため、多少の上下であれば日本株への影響は限定的とみられます。

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■ 今週の展望 : 模様眺め ± 米リスクイベント

先週末NYタイムの日経先物は38,600円(+480)で取引を終了。週明けのNY市場に目立ったイベントは予定されていないため、連休明け(11/5)はリバウンド優位の展開が予想されます。

週末にかけては、11/5の投開票後、大勢判明までに2,3日掛かる可能性のある米大統領選、7日のFOMCなどの結果待ちによる38,000円付近から38,800円レンジの様子見ムードを経た後、週末はイベント通過による買い安心感が追い風となる39,000円超えを視野に入れた地合い良化...が本線。

リスクシナリオとしては、不安残しのテクニカル、日米政治不安などに加えて、FOMCにてFRBがタカ派(金融引き締め)色を強めた場合の37,000円台半ばまでの下押しをケア。

週末も応援よろしくです!☆
    
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