本日の日経平均は反発。米ハイテク株安や日銀の追加利上げ懸念、連休前のリスク回避売りなどが重複した先週末の暴落の反動により、売り方の買戻し主導で堅調にスタート。13時台に38,600円台まで上昇すると、引けにかけては米リスクイベント(大統領選・FOMC)を意識した様子見色の強い展開に。日経平均のテクニカルは直近レンジ内の推移にて方向感は乏しいものの、38,500円付近に位置する10日線付近までの切り返しにより下値模索懸念は緩和。
日経平均 38,474円 +421、Topix 2,664 +20
日経先物 38,660円、為替 152.42円/ドル
NYダウ先物 42,001ドル +45
東証主力株は買い優勢優勢。もっとも、225採用銘柄の23%が前日比マイナスで引けたように、指数寄与度の高い値がさ・ハイテク株、好決算銘柄を除いては覇気なく推移。個別では 6368 オルガノ、8136 サンリオ、4062 イビデン、5802 住友電工、8604 野村HD、4506 住友ファーマ、7729 東京精密、6752 パナソニック、6525 KOKUSAI、6762 TDKなどが前日比6%超上昇。
中小型株は 7296 エフ・シー・シー、4310 ドリームインキュベータ、6240 ヤマシンフィルタ、2586 フルッタフルッタ、2936 ベースフード、4833 Def、6232 ACSL、7063 バードマン、6552 ゲームウィズ、3299 ムゲンエステートなどに短期資金が流入。
【ウォッチ銘柄】
△▼ 3900 クラウドワークス
引け後の好決算に絡めた短期回転狙いでケア。3691 デジタルプラス、3467 アグレ都市デザイン、4972 綜研化学、5697 サンユウ、6158 和井田製作所、7161 じもと、7722 国際計測器、7972 イトーキ、7372 デコルテ、1723 東京電技なども同様。
△ 8698 マネックス、3696 セレス
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△ 8698 マネックス、3696 セレス
高値持ち合いからの上値模索トレンド再開狙い、大統領選に絡めた仮想通貨関連の短期回転狙いの双方の観点で継続注視。薄商いではネクス(6634)、〜(略)〜もケア。
■ 後記 : 今晩のNY市場は、テクニカル不安や米大統領選・FOMCの結果を見極めたいとの思惑がネックとなる「中立〜弱め」の推移が本線。朝方発表される10月ISM非製造業景気指数なりの振れも軽めにケア。想定レンジは41,550−41,950ドル。前日終値41,794ドル明日の日本市場は、38,000円台半ばを中心とする様子見色の強い展開をベースに、日本時間14時頃に投票が締め切られる米大統領選に絡めたニュースや思惑を加減した推移へ。米大統領選の大勢判明には数日かかる可能性が高いものの、(日米ともにモラル欠如が顕著となっている)マスコミのギャンブル報道に起因して乱高下するシーンも念頭に。
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