本日の日経平均は小幅に続伸。39,500円台では米大統領選に絡めたトランプ買い一服感や節目の40,000円を意識した利確売りが重石となった一方、39,300円付近では良化中の市場マインドやドル円の騰勢を背景とする押し目買いが下支え。米ロイターによる「米商務省はTSMCに対して中国へのAI向け半導体集荷を停止するように命令した」報道の悪影響は限定的に。
TOPIXが小幅に続落したように、東証主力株は決算なりの上下を除いて特色の乏しい売り優勢の構図。
日経平均 39,533円 +32、Topix 2,739 −2
日経先物 39,550円、為替 153.62円/ドル
NYダウ先物 44,179ドル +38
中小型株は ウォッチ銘柄として断続的に取り上げている 8698 マネックス、3778 さくらインターネットの他、3393 スターティア、1961 三機工業、2875 東都水産、6632 ケンウッド、1952 新日本空調、3660 アイスタイル、4475 Hennge、3807 フィスコ、4588 オンコリス、5025 マーキュリー、4054 日本情報クリエイト、3350 メタプラネット、7906 ヨネックス、9308 乾汽船、4966 上村工業、6777 サンテックなどに短期資金が流入。
【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△▼ 6525 KOKUSAI
25年3月期純利益予想を290億円から333億円に上昇修正。8070 東京産業、9960 東テク、8152 ソマール、6794 フォスター電機、6195 ホープ、4021 日産化学、4985 アース製薬などとともに割り切り対象でケア。
☆ 7014 名村造船
10/24 1,588円 → 11/11 1,830円 +242 15%上昇
本日は大幅続伸にて1,800円超えを達成。買えていた方は良かったですね!明日の決算は好内容を想定していますが、本日の大幅高にて大部分を利確した後は、楽しみ程度に取り組みながら、☆★新規買い対象銘柄への乗り換えによる資産拡張を計る予定です。
☆ 3900番台スポット銘柄
10/30 + 11/1 ≒ 3,598円 → 11/11 3,785円 +187 5.1%上昇
会員サークルでは10月下旬からご提案。こちらでの11/1コメントにて「パニック売りに期待」と予告したように3,400円台を買い増し対応 → 本日3,700円台後半までの上昇によりテクニカル良化が顕著に。
決算(11/14)までの日柄の短さも踏まえれば、ここからは割り切り要素も含みますが、思惑通りに決算が通過するなら・・・!
銘柄は間もなくこちらで公開!☆
■ 後記 : 今晩のNY市場は、先週のトランプ買いの余韻による(押し目)買い優勢の趨勢をベースに、直近4日で2,000ドル超もの上昇による良識的な利確バイアスの高まりが重石となる43,800−44,200ドルレンジの推移が本線。
明日の日本市場は、手掛かり材料難による方向感の乏しい展開が本線。個別に関しては、好材料銘柄が局所的に買われる一方、全般的には市場マインドの短期的なピークアウトによる弱含みの推移が予想されます。
〜(略)〜
日経平均並びに東証主力系銘柄に関しては短期的な上値切り上げモードは終了。数日の持ち合いによるテクニカル調整を経た後の上値追い再開...を本命視していますが、“今週の展望”でお伝えしたトランプ政権のネガティブ面を‘建て前’とした利確ラッシュや仕掛け売りにも注意が必要な環境です。
よって、流動性高めの好トレンド銘柄の押し目買い・上昇時の売りすぎ注意による“育成”に軸足を置く構えはそのままに、手仕舞い条件の徹底と決算目前銘柄のポジション縮小に加えて、惰性でホールドしているご自身にとって期待値の低い銘柄の大胆な売却によるリスク管理も丁寧に。
※ 今週は米消費者物価(CPI)におけるFRBの金融政策に対する思惑の変化が最大の焦点。水曜大引け時点での1〜3割の余力確保...からの逆算も意識。
(会員サークルより >>Sラボ参加案内)
★☆Sラボ銘柄戦略 : 先週以降の地合い良化かあ体にて、★☆Sラボ銘柄は(1)新規買い対象、(2)新規買い対象からは外したものの強気継続中、(3)利確完了...に区分して対応中。最近の経緯は昨日のコメントを参照ください。