前場の日経平均は小幅に反発。前日の大幅安の反動に加えて、米10月CPIの無難な通過による買い安心感を追い風に、9時台に39,084円(+362)まで上昇。しかし、トランプ政策に対する警戒感が重石となって下げ幅を縮小すると、11時前からは先物での大口売りに値を崩して386,221円(−99)まで下落。11:10時現在は38,700円付近で推移中。

東証主力株はが高安マチマチ。8035 東京エレク、6857 アドバンテスト、3902 レーザーテック、6762 TDKなど半導体セクターが指数を圧迫。

寄り付き直後に39,000円中小型株は 2585 ライフドリンク、4053 サンアスタリスク、7220 武蔵精密、3923 ラクス、3350 メタプラネット、7836 アビックス、2743 ピクセル、4165 プレイド、9338 インフォリッチ、8894 Revolutionなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 先物主導の波乱含み

決定的な材料に欠くまま、先物需給なりの上下に不安定な推移へ。想定レンジ委は38,500−38,900円。お伝えしている相場の変質(トランプ買い→トランプ売り)を考慮すれば、38,400円付近までの下振れに要注意。

■ 午後の戦略 : 続・脇を締めながらの育成・仕込み!

お伝えしている相場の変質やテクニカル不安などを踏まえれば、「38,000円の攻防」をリアルシナリオとして想定したリスク管理と育成・仕込み方針を継続したいところ。

リスク管理は1〜3割の余力維持と手仕舞い条件の徹底で、攻撃面では流動性高めの好トレンド銘柄の押し目買い・上昇時の売りすぎ注意を中心視。

☆ 昨日からの新スポット銘柄
会員サークルでは、先週以降の名村造船(7014)、西日本FH(7189)の大幅高によるアドバンテージを活かすべく、全体的な“相場付きの変質”や個別物色のトリッキー化 + アルファに触れながら、昨日寄りからご提案。

本日前場の急騰により『2日で13%高』を達成!

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目標下限としてきた600円までの値幅が減少しているために☆★新規買い対象からは外しましたが、当タイプの相対的優位は継続していると判断していますので、押し目買いによる上値探求も面白そうです。

会員サークルでは、現在の★☆新規買い対象3銘柄、明日以降の新銘柄による複利効果を狙っていく予定です。

では 午後もよろしくお願いします。