前場の日経平均は急騰。前日の米ハイテク株高を好感して38,700円台で寄り付くと、12月FOMCでの利下げ期待を“建て前”に先物に大口買いが散発。不意を突かれた売り方の買戻しラッシュも追い風に11時過ぎには前日比700円高となる39,200円台まで上昇。

東証主力株は 自動車・半導体など直近軟勢を強めていたセクターを中心に概ね堅調。

中小型株は 7581 サイゼリヤ、8698 マネックス、7383 ネットプロ、6871 マイクロニクス、4829 日本エンター、6855 日本電子材料、5247 BTM、265A Hmcommなどに短期資金が流入。全般的には日経平均の突発高による東証主力株への短期資金流入の煽りにて覇気なく推移。

□ 午後の展望 : 買い優勢

“月初需給の買い傾斜”を主要因、FRBの利下げ期待を副要因とした前場同様の堅調地合いが本線。

■ 午後の戦略 : “月初需給のブレ”を過信せず・軽視せず!

「FRBの利下げ方針」は株高の最重要ポイントとなりますので、★ 三菱重工(7011)を中心とする好地合い対応ポジション、☆ 3600番台、☆ 昨日からの新銘柄のようなマイルドな下値切り上げ狙い銘柄に関しては「上昇時の売りすぎ注意」で対応。※ ☆ 短期回転狙いは個々のテクニカルに応じて対処。

※ 本日の急騰は「月初の先物需給の買い傾斜」が主要因のため持続性に疑問が残ります。よって、上記対応にて足元の騰勢を活かしつつ、ストレス玉の縮小による一定の余力維持、広めの買い条件設定、などにより、米マクロ指標や日米政治リスクに絡めた売り直しへの備えも丁寧に。

★ 7011 三菱重工 : 先週木曜2,180円での買い増し後、2,200円台後半は脱力対応。

☆ 昨日からの新銘柄 : 12月半ばのイベントを視野に入れれば、昨日からの7%高も誤差の範疇。伸ばせる利益をしっかりと伸ばしてください。

☆ 3600番台 : 地合いなりに大幅高。参戦目的からは短期調整に期待。

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【ウォッチ銘柄】

▼ 7203 トヨタ、7267 ホンダ etc
上記背景から売り急ぐ必要はないものの、多方面でのトランプ政策を考慮すれば長期ホールドはハイリスク。年末年始にかけては売り場探しが正攻法。

では 午後もよろしくお願いします!☆
     
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