おはようございます。

昨日のNY株式市場は続落。朝方発表された11月雇用統計は非農業部門の雇用者増が市場助走の21.4万人を上回る22.7万人で着地したものの「12月FOMCでの0.25%利下げが見送られるほど強くはない」との見方が大勢となり、9時台に44,923ドル(+158)まで上昇。買い一巡後は節目の45,000ドルや週末を意識した利確売りが優勢となり、一日の安値圏で取引を終了

ナスダックは反発にて最高値を更新。アマゾン、テスラは指数高を牽引。半導体株は高安マチマチ。

NYダウ 44,642ドル −123
ナスダック 19,859 +159
米10年債利回り 4.155% −0.020
為替 149.98円/ドル
日経先物 39,350円 +320

□ テクニカル : NYダウは11日ぶりの10日線割れ、高水準でのMACD陰転が騰勢一服による調整トレンド入りを予兆。(1)44,000ドル台半ばの持ち合いによる過熱感の修正=日柄調整、(2)11−12月の上昇幅のフィボナッチ(0.382)押し水準の43,800ドル付近までの下落=値幅調整...が視野に。

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日米株価指数への影響度の大きいSOX(フィラデルフィア半導体株指数)は10月以降の高値を結んだレジスタンスラインへの反応に注目。上抜けるようなら騰勢に弾みがつく反面、上値抵抗感を示すようなら下値模索トレンド回帰に警戒。

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〜(略)〜

【主な政治経済イベント】
12/11(水)米11月消費者物価(CPI)
12/12(木)米11月生産者物価(PPI)

■ NY株展望 : FOMC待ちの模様眺め ± 物価指標

トランプ政策のポジティブ面(減税・規制緩和)、12月FOMCでの利下げ期待などを織り込んだ11月半ばからの上昇トレンド一服による持ち合いによるテクニカル調整(日柄調整)をベースに、物価指標を経たFRBの金融政策への思惑、トランプ周辺動向を加減した推移へ。想定レンジは44,200−45,000ドル。

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