本日の日経平均は反発。先週末の米ハイテク株高を好感して39,332円(+240)で寄り付くと、引けにかけては来週の日米中銀会合を前に決め手に欠き、39,000円台序盤で方向感乏しく推移。東証主力株は高安マチマチ。内需系大型株が指数をサポート。

中小型株は 直近のウォッチ銘柄から 5892 YUTORI、3696 セレス、3807 フィスコ、2315 CAICA、6634 ネクス、5253 カバー、4583 カイオムなどが買われた他、3962 チェンジ、3681 ブイキューブ、6099 エラン、4046 大阪ソーダ、5463 丸一鋼管、9824 泉州電業、6622 ダイヘン、6324 ハーモニック、4499 SPEEE、6203 豊和工業、6834 精工技研、6696 トラースOPなどに短期資金が流入。

日経平均 39,160円 +69、Topix 2,734 +7
日経先物 39,210円、為替 150.15円/ドル
NYダウ先物 44,666ドル −40

big (2)

【ウォッチ&Sラボ銘柄】

△▼ 2983 アールプランナー
25年1月期営業益予想を17億円から21.6億円に、配当予想を15円から30円に上方修正。2884 ヨシムラHD、4881 ファンペップ、8226 理経、2301 学情などとともに割り切り対象でケア。

△▼ 4598 デルタフライ
引け後発表の急性骨髄性白血病患者を対象とする臨床試験に絡めたIRをきっかけに、PTSは前日比ストップ高の576円まで上昇中。☆Sラボ銘柄としては日柄ロスリスクを警戒し、先週中に手仕舞い提案済みでしたのでとてもショックですが・・・、本日昼のコメントにて「現値買いで再注目」としましたので買えた方は良かったですね!

■ 後記 : 今晩のNY市場は、東京タイムのNY株先物なりの弱含みの推移をベースに、政治・金融政策への思惑を加減した推移へ。想定レンジは44,450−44,800ドル。前日終値44,642ドル。

明日の日本市場は、今週の米物価指標、来週の日米中銀会合を前にした38,800円付近から39,000円台半場にかけてのレンジ相場継続が本線。メジャーSQの火曜・水曜はファンダメンタルズに無関係に先物主導で株価が荒れることがあるため、(特に午後の)突発的な乱高下も念頭に。

〜(略)〜

個別に関しては(A)地合い良化対応シフト、(B)マイルドな上昇トレンド狙い、(C)ハイボラ銘柄での短期回転狙い...の3方向を意識したポジショニングとそれぞれの目的に沿った売買戦略で対応。

(A)タイプ : 「日経持ち合い下での停滞はやむなし」イメージにて、地合いなりの押しを丁寧に。上昇時は(上記)基本戦略を念頭に軽めに利確。ターゲットは防衛関連・金融セクターを中心視。派生先は内需系大型株・海運・非鉄などから考察。自動車・ハイテクはCタイプイメージを継続。

(B)タイプ : こちらも目先の利益に固執しすぎない‘育成’精神にて押し目買い・上昇時の売りすぎ注意で対応。ただし、もたつきが目立つものは早めの見切り売りも検討。

〜(略)〜

※ 2025年の日経平均・東証主力系は広めのレンジ相場が本線。本日の中小型株の動意を持って「幕間つなぎの中小型株物色」と評価する東証主力株至上主義的な解説も目立ちますが、来年は中小型株物色の幕間つなぎで東証主力系が買われる...と捉えた取り組みが勝利のカギになるはずです。

   (会員サークルより >>Sラボ参加案内

では 本日もお疲れさまでした。

「ネクス、フィスコ、デルタフライ見てたよ!」・・・こちらも是非!☆