おはようございます。

昨日のNY株式市場は続落。物価指標やFOMCを前にした様子見ムードが強まる中、前日終値水準で持ち合った末、15時以降は売り優勢で推移。主要銘柄は高安マチマチだったものの、エヌビディア、セールスフォースなどハイテク株が指数の足枷に。昨日のコメントにて「調整局面入り優位」とお伝えしたNYダウのテクニカルは4日連続で上値・下値を切り下げる弱い形状。

ナスダックも小幅に続落。SOX(フィラデルフィア半導体株指数)のテクニカル悪化が及ぼす日経先物への悪影響 ≒ 間接的な個別全般の圧迫要因化には要注意。

NYダウ 44,247ドル −154
ナスダック 19,687 −49
米10年債利回り 4.221% +0.018
為替 151.94円/ドル
日経先物 39,310円 −90

big (15)

□ 本日の展望 : 模様眺め ± 先物需給

日米中銀会合を前にした様子見ムード継続による39,000円台前半の持ち合いが本線。メジャーSQ週の水曜だけに「午後からのトリッキーな乱高下」、特に下押しにも軽めに警戒。

★ 本日の戦略 : 週内はレンジ相場対策(逆張り)を継続!

来週の日米中銀会合に関しては「イベント通過による買い安心感の高まり」を本命視していますが、売買戦略の前提とするには不確実性が高い環境です。よって、週内は39,000円台前半をコアレンジとするボックス相場継続を念頭においた突っ込み買い・吹き値売りの逆張り対応を中心視。

本日もストレス玉の縮小による1〜3割の余力維持を優先しつつ、攻撃面では(A)地合い良化シフト・(B)マイルドな上昇波動狙い・(C)短期回転狙い対象の3方向への分散を意識したポジショニングによる柔軟な構えで臨んでください。

※ 全体戦略としては、今週の逆張り後、来週序盤(日米中銀会合目前)は過不足調整 → 日米中銀会合後は堅調時の強気・軟調時の慎重策による順張り対応をイメージ。

【ウォッチ銘柄】

△ 4888 ステラファーマ、190A Chordia
「持ち合い下のバイオ関連の復調狙い」で軽めに注目。デルタフライ(4598)は板状況も考慮しながらの利確優先策を継続。

△ 6777 サンテック etc
Revolution(8894)でお伝えしている持ち合い下での打診買い → 動意とともに買い増すスタンスが面白そうです。

『 目先視点と長期視点の使い分け! 』 

では 本日もよろしくお願いします。
    
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