おはようございます。

昨日のNY株式市場は6日続落。市場予想を上回った11月生産者物価(PPI)によるインフレ沈静化期待の後退、先週の45,000ドルワンタッチ以降のテクニカル調整などを重石にじりじりと下値を切り下げ、一日の安値圏で取引を終了。ECB理事会での利下げ決定は織り込み済みのために材料視されず。

ナスダックも前日の20,000p乗せによる利確優位で推移。

NYダウやナスダック以上に日経平均との相関性が高いSOX(フィラデルフィア半導体株指数)も反落。テクニカルは底堅さを示す一方、再度10日線を割り込んだ事で調整トレンド継続優位を示唆 ≒ 米主導の国内半導体株の吹き上げは期待薄

big (7)

NYダウ 43,914ドル −234
ナスダック 19,902 −132
米10年債利回り 4.285% +0.010
為替 152.64円/ドル
日経先物 39,680円 −130

□ 本日の展望 : 利確優勢 ± SQ通過後の先物動向

NY株安に呼応した軟調スタート後、引けにかけても前日の40,000円ワンタッチや週末リスクを意識したポジション整理需要が足かせとなる上値の重い展開が本線。想定レンジは39,600−39,900円。

寄り前発表の日銀短観も軽めに注目。大企業製造の業況判断指数(DI)が3四半期ぶりにマイナス転換するようなら株価の重石に。また、メジャーSQ通過後の先物主導のブレにも要注意。

★ 本日の戦略 : 続・ボックス上限は規律と脱力で対処!

39,800円水準を日米中銀会合前の天井圏と仮定した吹き値売りによる逆張りスタンスを継続。流動性高めの好トレンド銘柄は育成方針に注力する一方、昨日の日経高への反応が緩慢な(金融セクターを除く)東証主力株やストレス化している持ち株は大胆なポジション縮小により1〜3割の余力を確保する構えで臨んでください。

※ お伝えしてきた「トランプ警戒によるディーラー資金の中小型株流入」により、スター株が散発しています。既にマネーゲーム化している銘柄に乗る際には、「買いと同時の逆指値の売り注文」による深追い回避策を抜かりなく。

★ 7011 三菱重工 : 昨日2,400円台での一部利確後、本日からは2,2●0円までの買い下がるりスタンスで。

☆ 265A Hmcomm : 月曜1,290円台までの上昇過程で3割+アルファの利確 → 直近1,150円付近までの押しを利用して買い直し完了...と展開中。今日の押しも強気、上昇時はは1,2●0円超え or 買い直し価格から5%超の上昇をメドに一部利確。

☆ 4400番台スポット銘柄 : マイルドな上昇波動狙い(Bタイプ)として月曜600円から参戦。思惑通りの下値切り上げ歩調を活かすべく、今日も押し目買い・上昇時の売りすぎ注意で対応ください。

big (10)

銘柄は間もなくこちらで公開!
  
人気ブログランキング

『 踏み切り板から逆算した歩幅調整! 』 

では 本日もよろしくお願いします。

※ 直近の☆★Sラボ銘柄の経緯は昨夕のコメントも参照ください。

本日からは☆ マイルドな上昇波動狙い第2弾に派生!