おはようございます。

昨日のNY株式市場は続伸。朝方発表された12月消費者物価(CPI)において、コア指数の前月比の上昇率が市場予想の0.3%を下回る0.2%にとどまった事で、インフレ懸念が緩和。年初からの金利高・ハイテク株安が巻き戻された他、JPモルガン・ゴールドマンサックスの好決算、イスラエルとイスラム・テロ組織ハマスによるパレスチナ自治区ガザでの戦闘停止合意による地政学リスクの軽減なども追い風となって終日堅調に推移。

ナスダックは急反発。セールスフォースを除く主要銘柄が全面高に。テクニカルも6日ぶりの10日線超えにより19,000p水準での短期底打ち感を強める格好。

NYダウ 43,221ドル +703
ナスダック 19,511 +466
米10年債利回り 4.654% −0.139
為替 156.49円/ドル
シカゴ日経225 38,780円 +390

big (18)

□ 本日の展望 : 買戻し主導の堅調相場

夜間の日経先物高に追随した反発スタート後、引けにかけても売り方の買戻しが下支えとなるしっかりとした推移が本線。想定レンジは38,600−39,000円。

連日の陰線傾向(朝高・引け安)が週明けのトランプ大統領就任式後の新政策、日米中銀会合などに対する実需筋の根深い警戒感を示しているだけに、買戻し一巡後の売り直しによる38,500円割れもリスクシナリオとして念頭に。

★ 本日の戦略 : 「一過性のリバウンド」を前提に過不足調整!

1月後半の重要イベントである米インフレ指標は良好に経過したものの、トランプ政策、日米中銀会合に絡めた下押しリスクは不変。また、個別株全般の「日経−アルファ」な需給環境にも要注意。

よって、本日も前場を中心とするストレス玉の縮小、手仕舞い条件の徹底によりリスク管理を優先しながら、継続予定銘柄に関しては買い(増し)条件内を毅然と対処 → 日経平均の底打ちサイン(安値から3日程度の騰勢継続、終値10日線超えなど)確認後に強気度アップを計る方針で臨んでください。

★☆Sラボ銘柄 : ★ 3778 さくらインターネット、☆ 7000番台、☆昨日からの新銘柄など新規買い対象4銘柄もも昨夕の戦略を踏襲。

【ウォッチ銘柄】

△▼ 1960 サンテック
9月中間期経常益は従来予想の6億円を上回る9.5億円で着地。2721 ジェイHD、5255 モンスターラボ、4593 ヘリオスなどとともに割り切り対象でケア。

『 勝負を焦らず、時間の経過を味方にする! 』 

では 本日もよろしくお願いします。
    
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