本日の日経平均は反発。前日までの5日続落による自律反発機運の高まり、米CPI後のNY株高を好感して9時台に38,932円(+487)まで上昇。しかし、米長期金利低下に伴うドル円の軟勢、月末にかけての日米重要イベントを前した実需筋の様子見ムード、直近のテクニカル悪化による戻り売りバイアスなどがネックとなり、午後は38,500円台をコアレンジとする方向感の乏しい展開に。

東証主力株は売り優勢。指数寄与度の高い値がさ・ハイテク株が買われた一方、12月に仕手化した大手自動車が軟調に推移。

中小型株は 7205 日野自動車、6962 大真空、6323 ローツェ、3038 神戸物産、3696 セレス、303A vismo、277A グロービング、4593 ヘリオス、4889 レナサイエンス、4894 クオリプス、4259 エクサウィザーズ、6324 ハーモニックなどに短期資金が流入。

日経平均 38,572円 +128、Topix 2,688 −2
日経先物 38,670円、為替 156.26円/ドル
NYダウ先物 42,781ドル +29

big (24)

■ 後記 : 今晩のNY株は、12月12月消費者物価(CPI)を材料視した1月上旬からの「金利高・ハイテク株安の巻き戻し」による堅調地合いをベースとしながら、マクロ指標(12月小売売上高、1月NAHB市場指数)、モルガンスタンレー、ユナイテッドヘルスの決算内容などを加減した推移へ。想定レンジは43,000−43,500ドル。前日終値43,221ドル

明日の日本市場は、テクニカルと市場マインドの軟化、週明けのトランプ大統領就任式後の新政策への警戒感などが上値の重石となりつつ、38,400円台では売りか方の買い戻しが下支えとなる方向感の乏しい流れが本線。

・ 本日の反発によっても底打ち感は皆無。週明けのトランプリスクに関しては(短期的には)相応部分を織り込んでいる ≒ 少なからぬ反騰余地を内包していると判断していますが、(1)一段安による38,000円割れ、(2)短期リバウンド後の日米中銀会合に絡めた売り直しリスク、 (3)日経高に対する個別需給の反応の鈍さ...などへの警戒は怠れない環境です。

すなわち、強引な勝負は割に合わない状況だけに、明日もストレス玉の縮小、手仕舞い条件の徹底によるリスク管理を優先しつつ、継続予定銘柄に関しては買い条件内の余力残しの仕込みスタンスで対応したいところ。

【ウォッチ銘柄】

△▼ 4576 DWTI
24年12月期損失予想を15.1億円から12.9億円に上方修正。3031 ラクーン、4918 アイビー化粧品、6074 JSSなどとともに割り切り対象でケア。

▼ 4448 Kubell、8698 マネックス(売り)
じり安下落トレンド銘柄の空売り狙いで継続注視。Gumi(3903)に加えて、66●●も当観点でケア。日産(7201)、三菱自動車(7211)など仕手崩れ東証主力株も同様。※ 来週月曜大引け(トランプ就任式後の新政策発表)前には一定数を利確。

買いでの即転狙いは、エディア(3935)、ワッツ(2735)、GFA(8783)などに加えて、グロースxp(244A)、〜(略)〜をケア。

   (会員サークルより >>Sラボ参加案内

では 本日もお疲れ様でした。

お帰り前にこちらも是非!☆
  
にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村