おはようございます。

昨日のNY株式市場は反落。12月消費者物価(CPI)を買い材料視した前日の急騰の余韻にて、利確売りをこなしながら直近高値圏で推移。マクロ指標は12月小売売上高がコンセンサスを下回った一方、週間新規失業保険申請者件数も市場予想を下回る強弱マチマチの結果に。企業決算もモルガンスタンレーが買い材料視された一方、ユナイテッドヘルスが大幅安に。

ナスダックも反落。テスラ、TIが前日比3%超の下落となり、AMAT、ブロードコムが買われた他は小幅な値動きに終始。

NYダウ 43,152ドル −69
ナスダック 19,410 −100
米10年債利回り 4.611% −0.046
為替 155.18円/ドル
日経先物 38,330円 −340

big (26)


□ 本日の展望 : 売り優勢

NYタイムの日経先物は、米金利安に追随したドル円の軟化を嫌気。本日は反落スタート後、引けにかけても良識的な週末のポジション調整、週明けのトランプ大統領就任式後の新政策への警戒感、戻り売り優位のテクニカルなどが足かせとなる弱含みの推移が本線。想定レンジは38,200−38,550円。

テクニカル要因(5日線ワンタッチ後の売り攻勢再開)主導の下押し ≒ 38,000円の攻防もリスクシナリオとして念頭に。

★ 本日の戦略 : 事前指値で「衝動的な売買」を回避!

昨晩のNYタイムの日経先物は底打ち感乏しく経過。主要下落要因であるドル円の軟化については今月下旬のFOMCにかけて持ち直しが必至とみていますが、トランプ警戒に関しては目先の売り需要が不透明なため、本日も強引な勝負は避けたいところ。

よって、本日もストレス玉の縮小、手仕舞い条件の徹底によるリスク管理を優先しつつ、継続予定銘柄に関しては買い条件内の余力残しの仕込みスタンスを継続。

※ 5連陰線により市場マインドに疲労感が蓄積されています。このようなタイミングではザラ場中の株価チェックが可能な方ほど衝動的に売買してしまいがちなため、ポジションの一定割合は事前の指値(・逆指値)による対応がおススメ。

★☆Sラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。「本格的な逆襲+アルファ狙いは来週以降」を念頭に、本日中は過不足調整に注力。

【ウォッチ銘柄】

△▼ 6181 タメニー、8804 東京建物
昨夕触れたDWTI(4576)などと同様にIR絡みの割り切り対象でケア。

▼ 3038 神戸物産、3665 エニグモ etc(空売り)
円高メリットで直近急反発した弱テクニカル銘柄をドル円を睨みながらの空売りで注目。じり安下落トレンド狙いでは信用買い残の多いトレイダーズ(8704)、738●もケア。

   (会員サークルより 
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では 本日もよろしくお願いします。
    
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