<< 先週の振り返り >>

先週の日経平均は、年初の「先物需給の売り傾斜・トランプ警戒に起因する大幅安」の反動にて堅調に推移。週末の日銀利上げも波乱なく通過し、前週末終値38,451円から1,480円高となる39,981円で取引を終了。

□ テクニカル : 日経平均のテクニカルは38,000円台半ばを底値圏とした上昇トレンド継続...優位の形状。8月暴落後の戻り高値水準である40,000円付近では相応の戻り売りバイアスが見込まれるものの、明確に上抜けるようなら最高値水準である42,000円トライも視野に。

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ドル円は155円付近から156.80円付近のレンジ相場継続...優位。5日線と10日線の接近が煮詰まり感を示唆しているため、レンジを抜けた方向への振れやすさも念頭に。(155円割れ→153円台までの一段安、156.80超え → 158円超え)

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■ 今週の展望 : 上値模索トレンド ± トランプ政策

テクニカルと市場マインドの良化を追い風とする堅調地合いをベースとしながら、FOMCやトランプ言動などの外部要因を加減した推移へ。想定レンジは40,000−41,000円。

リスクシナリオとしては(トランプ在任中に不定期かつ複数回生じるであろう)日本企業への直接的・間接的な関税強化に起因する下ブレ → 39,500円割れをケア。

個別物色では、引き続き データセンター・電力など広義のAI関連、防衛やビットコインなどトランプ関連などに注目。ただし、国内企業決算シーズン突入による好決算銘柄への短期資金の集結を考慮すれば、個別全般での「日経高には緩慢な、日経安には過敏な反応」には要注意。

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