本日の日経平均は続伸。前日のFOMCにおける金融政策の現状維持(利上げ見送り)は市場予想通りだったものの、パウエルFRB議長の会見内容が今後の利下げに慎重な印象を残した事でNY株は反落。日経平均も寄り付き早々に39,221円(−103)まで軟化。

しかし、売り一巡後はマイクロソフト、テスラ、IBM、メタなどハイテク大手の決算を経たナスダック先物の底堅さ、テクニカル要因(10日線が控える39,300円台での押し目買い需要)などが支えとなり、昼過ぎに39,600円(+186)まで切り返した末、引けにかけても39,500円を挟んでしっかりと推移。

東証主力株は買い優勢。好決算のアドバンテスト(6857)を中心に、半導体セクタが指数高を牽引。

中小型株は 6254 野村マイクロ、7419 ノジマ、5857 ARE、3458 CRE、3350 メタプラネット、6721 ウィンテスト、2345 クシム、3648 AGS、5574 Abeja、5595 QPS研究所、6027 弁護士ドットコム、296A 令和、9235 売れるネット、290A SYNSpective、218A リベラウェアなどに短期資金が流入。

日経平均 39,513円 +99、Topix 2,781 +6
日経先物 39,420円、為替 154.66円/ドル
NYダウ先物 44,973ドル +83

□ テクニカル : 連日の10日線超えにて火曜安値38,886円での短期底打ち感に厚みを増す格好。Sラボ流底打ちサインとしている「安値から3日程度の騰勢継続」の観点からは明日の動向に注目。

big (3)

【ウォッチ銘柄】

△ 5240 MonoAi
日曜に触れた経緯から薄商い銘柄の目先高、長期大化け狙いで継続注視。マイクロ波化学(9227)、田中化研(4080)も同様。

△▼ 7022 サノヤス
25年3月期経常益予想を3億円から4億円に上方修正。2208 ブルボン、6080 M&Aキャピタル、7908 きもと、3426 アトムリビンテック、5834 SBIリーシングなどとともに割り切り対象でケア。6701 NEC、4204 積水化学、7751 キャノン、4502 武田薬品、3231 野村不動産、6754 アンリツなど好決算主力株は観賞用で注目。

■ 後記 : 今晩のNY市場は、大手ハイテク企業の決算を経てしっかりと推移した東京タイムのNY株先物なりのリバウンド基調をベースに、ECB理事会や10−12月期GDP速報値の内容、4.5%台で下げ渋っている長期金利動向などを加減した推移へ。想定レンジは44,600−45,000ドル。前日終値44,713ドル
引け後の決算ではアップル、インテルに注目。

明日の日本市場は、直近のリバウンド基調内の推移が本線。週末・月末の特需需給なりの乱高下にも要注意。

〜(略)〜

昨日のFOMCは日本株にとって明確なトレンド形成要因とはなっていませんので、脇を締めた強気スタンスにてテクニカル買い転換を待つ構えを継続。

★☆Sラボ銘柄戦略 ★ 本日からの新銘柄、キオクシア(285A)などAタイプ銘柄で日経高に備えつつ、☆ 3000番台、☆ 2000番台などBタイプ銘柄で地合い不問のマイルドな上昇トレンドを狙う構えを継続。※ 積極派の方は直近のウォッチ銘柄も参照ください。

  (会員サークルより >>Sラボ参加案内

では 本日もお疲れさまでした。

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