前場の日経平均は急落。トランプ関税を嫌気して9時台に38,454円(−1118)まで下落すると、ドル買い主導のドル円高や節目の38,500円割れを意識した売り方の買戻しが下支えとなって38,800円台を回復。しかし、リバウンドは長続きせず、前引けにかけては再度38,500円台まで軟化。

東証主力株は値がさハイテク株を中心に概ね軟調。中小型株は 215A タイミー、5243 NOTEの他、3843 フリービット、7575 ライフライン、5535 ミガロ、6721 ウィンテスト、3264 アスコット、4889 レナサイエンス、5246 Elements、278A テラドローンなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : リスク回避ムード継続

前場の急落によるテクニカルの悪化、前日比400P超下落しているナスダック先物などが市場マインドを圧迫した軟調地合いが本線。想定レンジは38,450−38,800円


■ 午後の戦略 : 暴落直後のリバウンドも手順通りに!

マーケットは米中報復関税合戦に関する相応部分を織り込んでいるため、この件での過度の警戒は不要と判断。ただし、テクニカル悪化によるシンプルな下値不安・上値の重さを軽視するのは楽観すぎ。

手仕舞い条件抵触銘柄は株価を選びすぎずにポジションを縮小。「気持ち悪い株価推移だな・・・」と感じている銘柄もリバウンド過程での一部売却にて「含み損拡大による思考停止」を回避するスタンスで。その上で、継続予定銘柄での逆襲の布石を丁寧に!

★☆○Sラボ銘柄も従来戦略の踏襲により、トランプショックにつかず離れずで対応。

※ 昨日ウォッチ銘柄で取り上げた国土強靭化関連は伸びを欠く印象。下押しに加えて、明日くらいまでの動意が乏しい場合は日柄ロスリスクに警戒した手仕舞い方針がおススメ。

   (会員サークルより >>Sラボ参加案内

では 午後もよろしくお願いします!☆