本日の日経平均は暴落。週末中のトランプ政権によるカナダ・メキシコ・中国への関税強化による報復合戦・世界経済の混乱リスクの高まりを嫌気してNY株先物とともに売りが先行。38,500円付近では売り方の買戻し、ドル円の騰勢などが下支えとなって38,800円台を回復する場面もあったものの、午後からは先物主導で売り直され、13時台に38,412円(−1,160)まで下落。引けにかけてのリバウンドも限定的に。

東証主力株は先物に連動しやすい値がさ・ハイテク株を中心に概ね軟調。中小型株は 3843 フリービット、2326 デジタルアーツ、5535 ミガロ、7575 ライフライン、6454 マックス、4889 レナサイエンス、5243 NOTE、278A テラドローン、246 Elements、290A SYNSPECTIVE、3070 ジェリービーンズ、6721 ウィンテスト、3264 アスコット、2743 ピクセルなどに短期資金が流入。

日経平均 38,520円 −1052、Topix 2,720 −68
日経先物 38,600円、為替 155.37円/ドル
NYダウ先物 44,036ドル −662

big (2)

【ウォッチ銘柄】

△▼ 5816 オーナンバ
24年12月期経常益予想を17億円から23億円に、配当予想を57円から69円に上方修正。4272 日本化薬、8344 山形銀行、7719 東京衡機、7047 ポート、4978 リプロセル、6634 ネクス、2315 CAICAなどとともに割り切り対象でケア。

▼ 8698 マネックス、4448 Kubell(売)
1月前半同様に空売り対象でケア。空売りと買いを交えた短期回転狙いではTOWA(6315)を継続注視。日足ベースでは1月以降の安値を結んだライン(≒10日線)を底辺、〜(略)〜 。

■ 後記 : 今晩のNY市場は、東京タイムの急落していたNY株先物なりの軟調地合いをベースとしながら、朝方発表される1月ISM製造業景気指数の内容やトランプ政権絡みの材料を加減した推移へ。想定レンジは43,600−44,200ドル。前日終値44,544ドル。

明日の日本市場は、テクニカルと市場マインドの悪化がネックとなる(戻り)売り優勢の展開が本線。NY株の下げ渋り、ドル円の騰勢維持などに際しては39,000付近までの急反発が期待される反面、ドル円が月初の買い需要消化により(米長期金利なりに)軟勢を強める場合やNY株が想定以上に下落する場合には「38,000円の攻防」を念頭に。

〜(略)〜

日経平均の本日安値での底打ち感は限定的。週初からリスクシナリオとした38,000円台前半まで下落している経緯を踏まえ、明日も以下の方針で一段安に備えながら、ターゲットと条件を絞って逆襲の布石を打つ構えで臨んでください。※ 決算シーズン中の個別株の売買難易度は高さを踏まえれば、「決算期中の地合い悪化は無理に勝負をしなくて良いのでラッキー!」イメージでの対応がおススメ。

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では 本日もお疲れさまでした

お帰り前にこちらも是非!☆
   
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