<< 先週の振り返り >>

今週の展望(2/2)にて「日経(先物)は不安定。想定レンジは38,600−39,800円。個別需給はしっかり、個別株需給は日経に比較してしっかりとした推移へ」と見通した今週の日経平均は、月曜に38,500円割れまで売られた後、39,000円を挟んで弱含む展開に。

リスクシナリオとした「米中報復合戦を警戒したリスク回避ラッシュ」は回避したものの、テクニカルは右肩下がりの10日線がレジスタンスとなる売り優勢の形状に悪化。

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日本株の重石となっているドル円も下落トレンド継続...優位。NY展望で触れた米金利の反転余地、日銀の早期追加利上げ思惑を織り込んできた経緯などを踏まえれば、150円付近では相応の底堅さが見込まれる反面、上値は均衡表の雲下限が控える153.30台が強めの抵抗帯として意識されます。

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■ 今週の展望 : 38,000円台の持ち合い ± トランプ政策

先週末NYタイムの日経先物は前日比470円安の38,370円で取引を終了。週明け月曜は、火曜の祝日を意識したポジション整理需要も重石となる売り優勢の展開へ。

祝日明けから週末にかけては、米物価指標(CPI、PPI)に絡めた米長期金利・ドル円動向、トランプ政策に神経質な展開となりますが、昨年10月以降のボックス下限である38,000円付近は売り方の買戻しが下支えとなる一方、39,000円付近では戻り売りが重石となりそうです。

日米首脳会談(2/7)に関しては、国際感覚と海外人脈に乏しい石破首相が(毛嫌いしていた安倍氏の模倣により)無難に対応したため、一旦は日本企業への関税強化などネガティブサプライズは回避される可能性が高いと判断。

ただし、米中関係の更なる悪化余地、日銀の追加利上げに絡めたポジション整理(債券売り、日本株買い)需要などを踏まえれば、レンジ下限ブレイクによる37,000円台半ばまでの下振れをリスクシナリオとして念頭に。

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