本日の日経平均は反発。先週末の暴落の反動により寄り付き直後に37,700円台まで上昇すると、テクニカルと市場マインドの悪化、火曜のトランプ関税強化や水曜の中国全人代を前にしたリスク回避売りなどに押されて37,372円まで下落。しかし、午後に入ると先物への大口買いが散発し、14時以降、引けにかけては37,800円を挟んで堅調に推移。

東証主力株は概ね堅調。9983 ファストリが1銘柄で日経平均を133円押し上げた他、7011 三菱重工、7013 IHI、7012 川崎重工、7203 トヨタ、6098 リクルート、8766 東京海上、4568 第一三共、6701 NEC、6702 富士通などが前日比3%超の上昇に。

中小型株は お馴染みの 3903 gumi、7014 名村造船、5262 日本ヒューム、トランプ氏が備蓄に言及した仮想通貨関連の 3696 セレス、8698 マネックス、3807 フィスコ、3350 メタプラネット、6634 ネクスの他、9070 トナミ、5535 ミガロ、6707 サンケン電気、9787 イオンディライト、3031 ラクーン、4565 ネクセラファーマ、7868 広済堂、1821 三井住友建設、2325 NJS、247A AIロボティクス、3195 ジェネレーションパス、5574 ABEJA、3905 データセクション、5616 雨風太陽、4512 わかもと製薬、254A AIフュージョン、9812 テーオーなどに短期資金が流入。

日経平均 37,785円 +629、Topix 2,729 +47
日経先物 37,860円、為替 150.37円/ドル
NYダウ先物 43,938ドル +49

日経平均のテクニカルは、連日の下ヒゲが下値抵抗感を示しているものの、5日線以下の推移によりトレンド陽転には至らず。「陰の陽はらみ」も踏まえれば、明日の上振れ陽線に際しては反騰トレンド入り、下押し陰線なら下値模索トレンド継続...と捉えるのがスマート。

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】

△ 1570 日経レバ
先週水曜25,000円付近での打診買い、先週末24,000円台前半での買い増し後、目先も23,000円台前半があれば小口追撃。25,200円付近から25,000円台半ばにかけて半数程度を利確 → 含み損銘柄の縮小...がおススメ。

△ 254A AIフュージョン
本日引け後に東証が臨増しを解除。割り切り対象でケア。昨日ご紹介後、本日寄りから8%高を達成したSchoo(264A)の他、アセンテック(3565)、カバー(5253)、リベラウェア(218A)も継続注視。

● 8058 三菱商事 
2/14 + 2/17 ≒ 2,453円 → 2/25 2,604円 +151 6.1%上昇
バフェット効果を見限るのは時期尚早。テクニカル面での相対的優位、2,400円台半ばから参戦しているアドバンテージも踏まえ明日も2,500円付近までの押し目買い直しスタンスで対応。上昇時は2,580円付近から〜(略)〜!

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■ 後記 : 明日の個別戦略も(A)更なる地合い悪化においても買い向かえる背景を有する東証主力系を軸としながら、(B)テクニカルを維持している流動性高めの東証主力・中小型株、(C)リバウンド狙いも含め、短期回転が狙えるボラティリティ高め銘柄...の3方向の分散を意識。
※ 体勢の建て直しを優先する場合は、慌てず急いだA・Bタイプを中心視。

※ ここ数日の地合い下落によりテクニカル形状が似通った銘柄が急増しています。それらは、テーマが違えど目先数日は似たような上下が予想されるため、分散投資の効果は限定的。よって、リバウンド局面での売りやすさも考慮した「近似テクニカル銘柄の集約」も意識したいところ。持ち株の取捨選択に際しては、含み損の大きい銘柄から含み損の小さいor 含み益銘柄への乗り換えがセオリー。

では 本日もお疲れさまでした。

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