おはようございます。

昨日のNY株式市場は続落。トランプ大統領の発言を経た前日の「米景気よりも制裁関税優先」思惑の高まりに加えて、同大統領のカナダからの輸入鉄鋼・アルミニウム関税の引き上げ表明を嫌気して売りが先行。13時台には41,175ドル(−736)まで下落。

2日で1,500ドル強の下落による売り方の買戻し需要の高まり、直近の「米長期金利安 → 米ハイテク株安」の巻き戻し、ウクライナ政府による米国が提案した30日間の停戦を受け入れなどを背景に41,800ドル付近まで切り返す場面もあったものの、引けにかけては売り直される展開に。朝方発表された米1月雇用動態調査(JOLTS)求人件数はコンセンサスなりの着地にて無風通過。ハイテクの一角と内需系が指数を圧迫。

ナスダックは小幅に続落。債券買い(金利低下)ハイテク株売りのペアトレードの解消を追い風に13時ごろに17,687(+219)まで上昇した後、引けにかけては戻り売りに押される展開。アップル、アルファベット、テキサスインスツルメンツ、アプライドマテリアルズなどが年初来安値を更新。

NYダウ 41,433ドル −478
ナスダック 17,436 −32
米10年債利回り 4.286% +0.070
為替 147.80円/ドル
日経先物 36,520円 −240
 
big (3)

□ 本日の展望 : 売り優勢 ± 先物需給

NY株はSP500を含む主要3指数が揃って連日で年初来安値を更新。米金利高に伴い147円台後半まで持ち直しているドル円の下支え効果が期待されますが、売り方の買戻しを除いた積極的な買い手不在の中、36,400−37,000円レンジの不安定な推移が予想されます。

先物主導で相場が荒れやすい「メジャーSQ週の水曜」だけに、外部環境の悪化に加えて、決定的な材料が見当たらないままの再度36,000円割れまで売り込まれるシーンにも要注意。

本日の主な決算発表 : 5132 プラスゼロ、2929 ファーマフーズ、5032 エニーカラー、9166 Genda、3903 Gumi、4599 ステムリム ※ 弱材料への耐久性が低い相場付きのため、基本は半数程度のポジション縮小 → 決算後の順張りで。

★ 本日の戦略 : リスク管理 + 買値引き下げ!

今晩の米2月消費者物価(CPI)に関してはマイルドなインフレ基調の継続 → 株価への影響は限定的となる流れが本線。ただし、売り材料に過敏な相場付きからは、インフレ鈍化 = 景気停滞 = 債券買い・株式売りトレード加速の建て前となる可能性を内包。

日米テクニカルがともに「今は無理をするな」と訴えているだけに、本日も一定の余力維持と手仕舞い条件の徹底によるリスク管理を優先しながら、ターゲットを絞った買い条件内の強気による買値引き下げにて“逆襲への布石”を丁寧に進めていきたいところ。

【ウォッチ銘柄】

△▼ 4591 リボミック
「味の素との共同研究開発に伴う抗体 Fc 領域融合を用いた動態延長技術の開発と特許出願完了のお知らせ」を発表。昨夕触れた東海リース(9761)などとともに割り切り対象でケア。

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では 本日もよろしくお願いします!☆
      
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