前場の日経平均は小幅に続伸。トランプ警戒によるNY株大幅安の影響で寄り付き早々に36,594円(−195)まで下落すると、NY株先物の切り返しや連日同様の36,000円台半ばでは買戻し需要が支えとなって36,900円台で前場を終了。午後に入るとメジャーSQ後の先物需給の買い(戻し)に拍車がかかり、37,100円を挟んで持ち合う展開に。
3月SQ値は概算で36,483円。算出日にSQ値にタッチしない、買いサインの一種である「幻のSQ」に。
3月SQ値は概算で36,483円。算出日にSQ値にタッチしない、買いサインの一種である「幻のSQ」に。
東証主力株は 防衛関連、非鉄・ハイテクの一角を中心に買いが優勢。中小型株は 8142 トーホー、4194 ビジョナル、9692 シーイーシー、7220 武蔵精密、141A トライアル、219A HeartSeed、324A ブッキングリゾート、4073 ジィシィ企画、3692 FFRI、9238 バリュークリエーション、4431 スマレジ、296A 令和、6324 ハーモニックドライブ、3747 インタートレード、5889 アイウェアなどに短期資金が流入。
日経平均 37,053円 +263、Topix 2,715 +17
日経先物 36,860円、為替 148.67円/ドル
NYダウ先物 41,024ドル +161

■ 後記 :今週の展望(3/9)にて「底打ち優位 ± 先物需給、想定レンジ36,600−37,800円」と見通した日経平均は、終値ベースでは36,800円水準から37,000円付近にかけての落ち着いた推移となりましたが、火曜に一時36,000円を割り込む荒れた展開に。テクニカルは、本日の終値5日線超えにより36,000円水準での底打ち感を強めたものの、依然として10日線に上値抵抗を示す不安残しの形状。
来週は日米中銀会合を前後して反騰ムードを強めるとみていますが、未だトランプ関税の大枠が定まらない中では突発的な下振れへの警戒も怠れない環境です。
よって、世界的な需給動向に適応した全体戦略 → 銘柄選別 → 売買戦略の構築の順に考察・決断・実行するトップダウン戦略でしっかりとマーケットの変化についていきたいところ。※ 業績動向・チャート・バリュエーションなどの個別事情やご自身の都合(短期大幅高狙いなど)から考察を開始するボトムアップ戦略は後手に回る可能性に要注意。
来週の展望・戦略は日曜午前中までに更新させていただきます。
(会員サークルより >>Sラボ参加案内)

■ 後記 :今週の展望(3/9)にて「底打ち優位 ± 先物需給、想定レンジ36,600−37,800円」と見通した日経平均は、終値ベースでは36,800円水準から37,000円付近にかけての落ち着いた推移となりましたが、火曜に一時36,000円を割り込む荒れた展開に。テクニカルは、本日の終値5日線超えにより36,000円水準での底打ち感を強めたものの、依然として10日線に上値抵抗を示す不安残しの形状。
来週は日米中銀会合を前後して反騰ムードを強めるとみていますが、未だトランプ関税の大枠が定まらない中では突発的な下振れへの警戒も怠れない環境です。
よって、世界的な需給動向に適応した全体戦略 → 銘柄選別 → 売買戦略の構築の順に考察・決断・実行するトップダウン戦略でしっかりとマーケットの変化についていきたいところ。※ 業績動向・チャート・バリュエーションなどの個別事情やご自身の都合(短期大幅高狙いなど)から考察を開始するボトムアップ戦略は後手に回る可能性に要注意。
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