おはようございます。

昨日のNY株式市場は小幅に反落。テクニカル要因(10日線を意識した戻り売り)主導で寄り付き早々に41,695円ドル(−279)まで下落したものの、週間新規失業保険申請件数(22.3万件、市場予想22.5万件)、3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(12.5、市場予想10.0)、2月の米中古住宅販売件数(前月比+4.2%、市場予想−3.2%)など良好なマクロ指標が支えとなって10時ごろには前日比プラス圏に浮上。前日のFOMCにおける「年2回の追加利上げ見込み」も追い風に42,250ドル(+285)まで上昇すると、引けにかけては41,900ドル台をコアレンジとする持ち合いに移行。ダウ構成銘柄は売り優勢。ユナイテッドヘルス、エヌビディアが指数をサポート。

ナスダックも反落。半導体が買われた他は弱含む展開に。

NYダウ 41,953ドル −11
ナスダック 17,691 −59
米10年債利回り 4.235% −0.002
為替 148.71円/ドル
日経先物 37,450円 −50

big (7)

□ 本日の展望 : 37,000円台後半の持ち合い

38,000円付近ではテクニカル要因(38,000円の壁)や根強いトランプ警戒、週末のポジション整理需要などが重石となる一方、37,600円台では日米中銀会合通過による買い安心感、3月期末配当狙いの買いなどが支えとなる方向感の乏しい流れが本線。

★ 本日の戦略 : 出口を確認しながら前へ!

月末にかけてはリバウンド基調の継続が本命視されますが、テクニカル要因(日経38,000円・NY株10日線の壁)、4月からのトランプ関税強化に加えて、個別全般の戻り売りバイアスを踏まえれば「下値模索トレンド再開」に対する油断は禁物。

よって、以下のイメージで週初からの“逆襲狙いの第2ステージ”戦略を踏襲しつつ、ストレス玉の段階的縮小によるリスク管理を並行。

□ ターゲット : 流動性高めの好トレンド銘柄を中心視 : 2月後半から3月前半にかけての地合い悪化による個人投資家さんのリスク許容度低下・戻り売りバイアスの高まりを念頭に、ディーラー資金が出入りしやすい出来高多めの好トレンド銘柄をポジションの中核に。同様に、トランプリスクに備えるべく外需系軽視・内需系重視スタンスで対応。

割安株・高配当銘柄に関しては、目先の人気化・短期回転狙いは賛成。長期投資狙いは効率悪化リスクが高いとみるのがおススメ。

□ リスク管理 : 個々のテクニカルに応じた手仕舞い条件の設定と徹底で対応。ストレス玉の処理が不十分とお感じの方は来週前半まで(実質的な今年度中)をメドに大胆に売却。その他、突発的な下振れに備えた信用枠の多め残し、リバウンド狙いや外需系東証主力株への過度の傾斜は避ける方針で。

【ウォッチ&Sラボ銘柄】

△▼ 2993 長栄
25年3月期末一括配当予想を90円から125円に上方修正。6232 ACSL、6047 Gunosy、6890 フェローテック、4495 アイキューブド、8622 水戸証券、4597 ソレイジア、6853 共和電業、8367 南都銀行、7173 東京きらぼしFGなどとともに割り切り対象でケア。

△ 9164 トライト、780●、23●●
Cタイプ狙いでケア。5243 NOTE、5535 ミガロ、277A グロービングも継続注視。

△ 8058 三菱商事 
★Sラボ主力銘柄としては2月半ば2,450円台からの参戦後、火曜2,796円(+13%)までの上昇過程での利確をご提案。東証主力株内での相対的優位、日米中銀会合やトランプ関税に絡めた地合い悪化リスクを踏まえれば安値圏で拾えている銘柄は乗り換え先行よりも“育成”対応が望ましい面もあるため、一定数をホールド&押し目買い直しによる上値探求もおススメ。

△ 4477 BASE
今月前半の急騰要因となった牧氏の株集めに関するIRを公表。急騰後の値持ちの良さを「断続的な買い集めの動き」としましたが、やはり続きがありましたね。BASEの後継狙いは☆ 火曜からの6000番台へ!

★ 9107 川崎汽船 
イスラエルのハマス攻撃による中東での地政学的リスクの高まりが、海上運賃の上昇思惑を経てプラスに寄与。1倍割れの低PBRや期末配当の予想利回りの高さ(2.3〜2.7%)も念頭に現値水準は毅然と対応しつつ、〜(略)〜!

   (会員サークルより >>Sラボ参加案内) 

『 ビジョン・戦略・信念でチャンスを活かす!』

では 本日もよろしくお願いします!☆
    
にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村