おはようございます。
昨日のNY株式市場は続伸。トランプ大統領による相互関税の柔軟な対応示唆を好感した先週金曜午後からの騰勢を引き継いで買い優勢で寄り付くと、同関税について対象となる国や品目を限定する方針との報道も追い風となり、一日の高値圏で取引を終了。朝方発表された3月PMIは、製造業が冴えない内容で着地したものの、サービス業の景況感改善により潜在的な買い材料として作用。
昨日のNY株式市場は続伸。トランプ大統領による相互関税の柔軟な対応示唆を好感した先週金曜午後からの騰勢を引き継いで買い優勢で寄り付くと、同関税について対象となる国や品目を限定する方針との報道も追い風となり、一日の高値圏で取引を終了。朝方発表された3月PMIは、製造業が冴えない内容で着地したものの、サービス業の景況感改善により潜在的な買い材料として作用。
ナスダックは大幅続伸。半導体分野における目先の関税強化は回避されるとの思惑から主要銘柄はほぼ全面高に。
NYダウ 42,583ドル +597
ナスダック 18,188 +404
米10年債利回り 4.346% +0.088
為替 150.65円/ドル
日経先物 37,720円 +370

□ 本日の展望 : 買い優勢 ± 年度末需給・テクニカル要因

□ 本日の展望 : 買い優勢 ± 年度末需給・テクニカル要因
NYタイムの日経先物は、2月後半から3月前半にかけての米金利(ドル円)低下・半導体株安の巻き戻しによるドル円高・ハイテク株高の二重の追い風に寄り前日比370円高で取引を終了。本日の日経平均は37,800−38,200円レンジの堅調地合いをベースに、先物での年度末需給・テクニカル要因(38,000円の壁)・トランプ動向を加減した推移が予想されます。
★ 本日の戦略 : 続・トランプ関税シフト + アルファ!
(1)トランプ関税、テクニカル要因(38,000円の壁)、先物での年度替わり需給が全てポジティブに作用するなら39,000円トライも視野に入るため、好トレンド銘柄は小動意時の買い増し・一段高時の売りすぎ注意を意識した対応へ。
(2)半導体・自動車を中心とする外需系主力株に関しては、今後もトランプ関税に一喜一憂する展開が不可避であり、数か月単位の資産運用対象として不適切な環境は継続。博打感覚でのスイング狙いで取り組まれている場合を除き、戻り売りにてポジション縮小を計るのが正攻法。
★☆Sラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。「38,000円の攻防」の結末の確認、報道先行の株高局面での飛び乗り買い回避、ディーラー筋の物色対象の見極めなどを目的にて本日中の★☆新銘柄への派生は見送ります。