おはようございます。
昨日のNY株式市場は暴騰。トランプ関税への警戒感を重石に売り優勢で寄り付くと、昼過ぎまでは37,000円台で持ち合う展開に。しかし、14時台にトランプ大統領がSNSに「米国に対して報復措置を取っていない国に対し90日間の猶予期間を設ける」と記すと状況は一変。
直近売り込まれていたハイテク株を中心に主要銘柄が全面的かつ大幅高となり、引け際に40,778ドル(+3,133)まで上昇。上昇幅は過去最大に。
NYダウ 40,608ドル +2962
ナスダック 17,124 +1,857
米10年債利回り 4.351% +0.047
為替 147.89円/ドル
日経先物 35,040円 +3210

□ 本日の展望 : 大幅高 ± トランプ関税
NYタイムを35,000円水準で終えた日経先物なりの急反発スタート後、買い一巡後はテクニカル要因(34,400円付近まで軟化してくる10日線の壁)を意識した戻り売りと売り方の押し目買いが交錯する不安定な推移へ。想定レンジは34,500−35,500円。
トランプ関税に絡めた米中(要人)発言によるブレ、特にネガティブ事案による34,000円割れも念頭に。
★ 本日の戦略 : 「リバウンド序盤のセオリー」を丁寧に!
□ 直近の売買戦略の経緯 : 米長期金利の4.0%割れに伴う日経平均34,000割れを「下方オーバーシュート」と捉え、中期スパンでの持ち直しを目的とした(1)タイプ銘柄、短期的な体勢の建て直しを目的とした(2)タイプ銘柄のバランスに配慮した仕込みスタンスで対応 → 火曜のリバウンド局面では「5日線の壁」を意識して(2)タイプを半数近く売却 → 水曜の再暴落を利用して(2)を買い直し...と展開。
□ 3大リスクの変化を確認 : (一)トランプ関税への警戒感 : 直近の大局強気スタンス提案の根拠の一つとしたトランプ関税第2弾発動(4/9)に加えて、上記「90日の猶予期間への移行」により短期的にピークアウトした可能性が大。(二)テクニカル : 5日線からの上放れが予想されるため、30,792円(4/7)での底打ち感が浮上。ただし、終値での10日線超えを確認するまでは上昇トレンド入り判断は時期尚早。(三)需給面 : 一連の株安で戻り売りバイアスが膨張しているだけに、買い一巡後は上値を重くしやすいものの、現状では(第一波よりも怖い)下落第二波入りへの警戒は解除 → 平時のリスク管理で対応。
□ 本日の手順 : 週内の個別株の大半は近似した上下が予想されるため、以下の手順にて持ち株のサポートに集中!
A、日経レバ(1570)を中心とする(1)タイプ銘柄 : 昨日の日経31,500円割れを合図に買い増した後、本日10日線付近までの切り返しがあれば軽めに売却 → 慌てずに押し目買い直し機を模索。
B、(2)タイプ銘柄 : 火曜5日線付近での半数売却 → 昨日の押し目買い直しの後、本日は売却条件を月曜売却価格帯よりも高めに設定して一部売却 → 押し目買い直し or 乗り換えへ。
C、大引け時点での1,2割の余力確保はそのまま。本日大引けまでの動向を確認した後、明日以降は売買条件を修正。
では 本日もよろしくお願いします。
『 逆風には規律で、チャンスには戦略的脱力で対応! 』
★ 1570 日経レバ : 昨日17,000円付近での買い増しにより買値引き下げを計ったら、上記基本戦略を実践すべく、本日は10日線超え ≒ 21,000円台をメドに手持ちの3分の1を売却 → 押し目買い直し or 乗り換え先でのスピード感の探求へ。
○ 6232 ASCL : 火曜940円から975円にかけて5割程度を売却 → 昨日940円付近から895円にかけて買い直した後、本日は970円付近から1,0●0円にかけて再度3−5割を売却。
○ 4165 プレイド : 火曜970〜1,000円での5割売却 → 昨日920円までの調整過程にて買い直しセット。本日は980円付近から1,0●0円にかけて3−5割を売却
(今朝の会員サークルより)
(今朝の会員サークルより)
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