前場の日経平均は急反発。トランプ大統領による相互関税への態度軟化を好感して寄り付き早々に34,568円(+2,854)まで上昇。買い一巡後はNY株先物の上値の重さやテクニカル要因(34,200円台に控える10日線付近の戻り売りバイアス)が足かせとなりながらも34,000円台前半でしっかりと推移。

東証主力株は複数銘柄が前日比10%高を記録する全面高。中小型株も幅広く買いが浸透。

□ 午後の展望 : 「10日線の壁」 ± 先物需給

前場のリバウンド基調を引き継いだ34,100−34,600円レンジの推移が本線。依然として不確実性の高いトランプ政権の関税対応、SQを意識した先物需給なりのブレ(34,000円割れ、35,000円トライ)も念頭に。

■ 午後の戦略 : 続・「リバウンド序盤のセオリー」を丁寧に!

・ 日経平均は直近安値(4/7 30,792円)での底打ち色を強めたものの、Sラボ流・底打ち判断基準(安値から3日程度の騰勢継続・終値10日線超え)を踏まえれば、4/14までの経過を確認するまでは反騰トレンド入りを前提とした取り組みは時期尚早。

・ 暴落局面から上昇トレンドに至るまでの経緯は、(A)リバウンド序盤は5日線が壁となって再軟化 → (B)2度目の5日線トライは成就するも、10日線付近を次なる壁として再軟化 → (C)10日線を明確に超える...の3段階を踏むのが通常。

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対応戦略としては、火・水に具体策をご提案したように(A)エリアでは(2)タイプ銘柄の吹き値売り・押し目買い直し、本日ご提案したように(B)エリアでは10日線付近での(1)タイプ銘柄の一部売却と(2)タイプの吹き値売り → 押し目買い直し...が手順。

※ (1)タイプと(2)タイプの相違は直近のコメントを参照ください。

〜(略)〜

★ 1570 日経レバ:日経10日線付近での一部売却としながらも目測を誤った売却メドのご提案(21,000円超え)となりましたが、(1)タイプの目的は売り逃げではなく逆襲の土台固め。本日中は当条件以外はホールドがおススメ。

○ 6232 ACSL : 寄り付き1,000円付近で5割程度の売却後、9●0円付近までを買い直し。

○ 4165 プレイド : 1,020円付近での5割売却後、9●0円までを複数回の指値で買い直し。

※ それぞれ、午後の展開を確認したうえで明日以降の買い直しメドを修正する予定です。○ スポット3銘柄の一段高に際しては売りすぎに注意した脱力対応で。

  
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【ウォッチ銘柄】

△ 4475 Hennge
旧GS銘柄。個別の大半が陰線を形成する中、特異な好需給を示しています。押し目買いスイング狙いでケア。シンクロフード(3963)のように値持ちの良い銘柄も買い増しの算段からの検討が妙手。

では 午後もよろしくお願いします!☆

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