本日の日経平均は続伸。前日の米長期金利の軟化が示した「トランプ関税に絡めた世界的金融資本のポジション調整一巡」を主要因、トランプ警戒の緩和を‘建て前’として買いが先行。9時半ごろに34,459円(+476)まで上昇すると、引けにかけては34,300円を挟んで売り買いが交錯。東証主力株は買い優勢。金融・自動車セクターへの指数高に伴う機械的な買い戻しが顕著に。
中小型株は 3341 日本調剤、3915 テラスカイ、3087 ドトール、4784 GMOインターネット、4565 ネクセラファーマ、290A SYN、338A ゼンムテック、4584 キッズウェル、5574 ABEJA、260A オルツ、7352 TWOSTONE、3185 夢展望、4017 クリーマ、135A VRAIN、7610 テイツー、2721 ジェイ、7729 東京衡機、2656 ベクターなどに短期資金が流入。
日経平均 34,267円 +285、Topix 2,513 +24
日経先物 34,360円、為替 143.20円/ドル
NYダウ先物 40,718ドル −23
テクニカル : 連日の下値切り上げに加えて、ゴールデンクロス目前の5日・10日線、MACDがリバウンド基調継続を示唆。目先の上値は一目均衡表の基準線が控える34,506円から直近高値34,600円台前半が軽め、4月序盤の二段安の起点となった35,700円付近が厚めの抵抗帯として意識されます。

【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△▼ 6955 FDK
25年3月期経常益予想を9.5億円から12億円に上方修正。8746 UNBANKED、4413 ボールドア、3648 AGSなどとともに割り切り対象でケア。
☆ 141A トライアル
4/11 2,255円 → 4/14 2,491円 +236 10.4%上昇
九州地盤のディスカウントストア。トランプ関税による世界的な景気後退懸念を背景に、神戸物産(3038)、パンパシフィック(7532)、サンドラッグ(9989)など低価格帯小売り分野へのディーラー資金の流入が顕著に。
会員サークルでは昨日2,491円までの上昇過程での追加利確 → 2,300円台半ばまでの押し目買い直し...と展開中。明日の押しは2,2●0円までを買い下がり、ターゲットプライスでの一部利確へ。

■ 後記 : NYタイムにおいて日本企業を巡るトランプ関税、米長期金利に異変がなければ、明日も押し目買い・上昇時の売りすぎ注意を軸とする「本格上昇トレンド入りシフト」を優先しつつ、定期的な手仕舞い条件の見直しと実践により突発的な下振れに備える“リカバー戦略の第3段階”を継続。
※ 米長期金利の異変 : 現状での米長期金利は4.25% ± 0.2水準かつ前日比0.03%程度の上下を正常の推移 ≒ 世界的金融資本の落ち着きを示す水準と捉えるのがスマート。
個別戦略 : トランプ関税の先行き不透明感、累積した戻り売りバイアス、4月下旬からの決算シーズン入り(に伴う好決算銘柄への局所物色)、5月安のアノマリーなどを踏まえれば、弱テクニカル銘柄の見切りと好トレンド銘柄の育成を丁寧に。
※ 弱テクニカル銘柄のリバウンド狙いは、★ 1570 日経レバに集約するのがおススメ。また、個別全般で ☆ トライアル、〇 6232 ACSLタイプのテクニカル形状が急増していますので、「近似テクニカル銘柄の取捨選択」も抜かりなく。
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では 本日もお疲れさまでした。
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