おはようございます。

昨日のNY株式市場は3日ぶりに反落。指数構成銘柄ではないもののバンク・オブ・アメリカとシティグループの好決算に加えて、米長期金利の軟化が示す「世界的金融資本による短期的なトランプシフト一巡」を追い風に10時過ぎに40,791ドル(+266)まで上昇。しかし、直近5日で3,000ドル強の上昇による良識的な戻り売りバイアス、中国政府による同国航空会社へのボーイング製航空機の追加納入禁止令などが重石となり、一日の安値水準で取引を終了。

ナスダックも小幅に反落。半導体セクタが買われた一方、GAFAM株安が指数を圧迫。

日経先物は、米国売りの象徴だったドル市況の下げ渋りを好感して小幅に上昇。

NYダウ 40,368ドル −155
ナスダック 16,823 −8
米10年債利回り 4.342% −0.036
為替 143.20円/ドル
日経先物 34,480円 +120

big (2)

□ 本日の展望 : リバウンド基調内の推移

NYタイムの日経先物に呼応した堅調スタート後、トランプ関税に絡めた情勢の変化、11時発表の中国マクロ指標(1−3月期GDP、3月鉱工業生産、3月小売売上高)などに加えて、今晩のASML(蘭)、明日のTSMC(台)など半導体大手の決算を巡る思惑を加減した推移へ。想定レンジは34,100−34,700円。

★ 本日の戦略 : リバウンド一服中の取捨選択 + アルファ!

マーケットの強度を計る上で最も重要な米長期金利は、昨日のNY時間も落ち着いて推移。よって、本日も押し目買い・上昇時の売りすぎ注意を軸とする「本格上昇トレンド入りシフト」を継続。

1,2か月スパンでの体勢の建て直しを目的としている(1)タイプ銘柄は日経レバ(1570)+1,2銘柄程度に絞り、本日予想されるマイルドな上下中は肩の力を抜いて対応。

短期的(1〜3週間)なポートフォリオのリカバーを目的としている(2)タイプに関しては“物色の二極化”に備えるべく、好トレンド銘柄の押し目買い・上昇時の売りすぎ注意による育成と並行して、弱トレンド銘柄のポジション縮小を丁寧に。

世界的半導体大手(ASML・TSMC)の決算に関しては、半導体セクターへのトランプ関税が流動的なため単発的かつ小幅な株価変動要因に留まるとみていますが、先物での売り攻勢の建て前として利用されるシーンに警戒すべく、大引け時点では1,2割の余力確保を意識。

★ 日経レバ(1570)、☆ トライアル(141A)、☆ 3500番台の他、〇 2銘柄も昨夕の戦略を踏襲。本日からはこれらとは経路の違う割り切り即転狙いの ☆ 新スポット銘柄に派生!

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【ウォッチ銘柄】

△▼ 3083 スターシーズ、5074 テス
昨夕触れたFDK(6955)などとともに割り切り対象でケア。

△ 218A リベラウェア
押し目買い → 順張り対応(反騰時の強気継続、下押し時の早期売却)で継続注視。

『 追い風の種類に応じた戦略調整!』

では 本日もよろしくお願いします!☆
   
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