おはようございます。

昨日のNY株式市場は大幅続落。エヌビディアの低性能半導体までもが対中規制の対象になった事を嫌気してハイテク株全般に売りが波及。パウエルFRB議長の追加利下げへの慎重姿勢も足かせとなり、15時台には39,394ドル(−974)まで軟化。

ナスダックは主要銘柄の全面安により大幅続落。4/7からの上昇トレンドに正念場が到来 = 上下双方に含みを残す不安定な形状に。

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NYダウ 39,669ドル −699
ナスダック 16,307 −516
米10年債利回り 4.284% −0.055
為替 142.14円/ドル
日経先物 33,800円 −120

big (6)

□ 本日の展望 : 持ち合い優位も不安残し

NY株安がネックとなる弱気優位の展開が本線。昨日同様に33,600円水準では押し目買いの下支え効果が期待されるものの、トランプ関税や米景気への警戒感の高まり、15時発表予定の台湾半導体大手TSMCの決算、売り方が息を吹き返しつつある先物需給などに絡めた「33,000円の攻防」にも要注意。

★ 本日の戦略 : 下落第二波シフト + アルファ!

本日もリカバー戦略の第三段階 (全体需給の陽転への備えに重心を置きつつ、突発的な下押しに配慮)スタンスの継続が正攻法。

攻撃面 : 流動性高め・好トレンド・内需系中小型株をポジションの中核に据え、押し目買い・上昇時の売りすぎ注意による育成方針で対応。

リスク管理 : TSMCショックも念頭に、午前中は1,2割の余力を優先。また、先週のコメントでお伝えしたように下落相場で怖いのは第一波よりも第二波。日経平均は安値(30,792円)まで距離を残していますが、「直近安値割れによる下落第二波入り」が警戒される個別株に関してはザラ場株価を基準とする厳しめの手仕舞い条件の設定と徹底を抜かりなく。

※ 下落第一波はパニック売りによって鋭角な下げとなりやすい一方、リバウンド一巡後の下落第二波においては第一波中の思考停止・金縛りにあっていた投資家層が「売り」の選択肢を意識する事で調整トレンドの長期化リスクが高まりやすい点に要注意。

★☆Sラボ銘柄戦略 : 直近の一部銘柄の戻り売りの他、複数銘柄をザラ場株価基準とした手仕舞い条件で対応しているように、下落第二波シフトは概ねご提案済み。

〜(略)〜
 
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