おはようございます。
昨日のNY株式市場は7日続伸。前日までの6日で2,300ドル超の上昇による良識的な戻り売りバイアスに加えて、冴えない1−3月期GDP速報値(前年比年率−0.3%、市場予想+0.4%)を重石に売りが先行。10時ごろには前日比781ドル安の39,745ドルまで下落。売り一巡後は「米国売りの巻き戻し」が優勢となって徐々に下げ幅を縮小すると、引け際には前日比プラス圏に浮上。
昨日のNY株式市場は7日続伸。前日までの6日で2,300ドル超の上昇による良識的な戻り売りバイアスに加えて、冴えない1−3月期GDP速報値(前年比年率−0.3%、市場予想+0.4%)を重石に売りが先行。10時ごろには前日比781ドル安の39,745ドルまで下落。売り一巡後は「米国売りの巻き戻し」が優勢となって徐々に下げ幅を縮小すると、引け際には前日比プラス圏に浮上。
FRBが金融政策を決定するうえで最重要視している3月個人消費支出インフレ指標(PCEデフレータ)は市場予想なりの前月比横ばいで着地。コア指数も前月比+0.1%の市場予想に反して横ばいとなり、インフレ懸念の緩和(FRBの利下げ期待の高まり)を通じて株価のサポート要因として機能。
ナスダックは小幅に反落。アップル・マイクロソフトが指数を下支え。
ナスダックは小幅に反落。アップル・マイクロソフトが指数を下支え。
NYダウ 40,669ドル +141
ナスダック 17,446 −14
米10年債利回り 4.167% −0.014
為替 143.04円/ドル
日経先物 36,250円 +220

□ 本日の展望 : 買い優勢 ± 日米関税協議
NYタイムの日経先物高に呼応した堅調スタート後、引けにかけては赤沢経済再生担当大臣とベッセント米財務相らとの2回目の日米関税協議に関するアナウンスに神経質な展開へ。想定レンジは36,000−36,500円。昼ごろに結果が公表される日銀金融政策決定会合に関しては現状維持 → 無風通過...が本線。
★ 本日の戦略 : 連休前の過不足調整 + アルファ!
直近のトランプ政権の動向から、日米関税協議に関してはネガティブサプライズの回避 → 買い安心感の高まり...がメインシナリオ。よって、「米国売り終焉に順じた強気スタンス」の継続が正攻法。
ただし、関税協議が不発に終わるシーンの他、先週前半34,000円付近から1週間で2,000円もの上昇、週末にかけての米重要イベント(アップル・アマゾンの決算、4月雇用統計)、週末からの4連休、決算シーズン中の好材料銘柄の局所物色などを踏まえれば、以下の手順にて脇を締めながら前に。
(1)1,2割の余力維持、決算目前銘柄や弱テクニカル銘柄のポジション縮小などによるリスク管理
(2)日経高対策は ● 日経レバ(1570)のみで対応
ただし、関税協議が不発に終わるシーンの他、先週前半34,000円付近から1週間で2,000円もの上昇、週末にかけての米重要イベント(アップル・アマゾンの決算、4月雇用統計)、週末からの4連休、決算シーズン中の好材料銘柄の局所物色などを踏まえれば、以下の手順にて脇を締めながら前に。
(1)1,2割の余力維持、決算目前銘柄や弱テクニカル銘柄のポジション縮小などによるリスク管理
(2)日経高対策は ● 日経レバ(1570)のみで対応