おはようございます。
昨日のNY株式市場は9日続伸。トランプ騒動関税を巡り米中要人発言から交渉進展期待が高まった他、良好な4月米雇用統計(非農業部門の雇用者増加 前月比17.7万人、市場予想13.3万人)も追い風に買いが先行。昼頃に41,386ドル(+633)まで上値を切り上げると、引けにかけても41,300ドルを挟んで堅調に推移。個別では前日比引け後の決算を嫌気されたアップル、アマゾンを除いては主要銘柄が軒並み堅調。
ナスダックも続伸。半導体セクターが指数高を牽引。マイクロソフト、メタ、マイクロンなどが4月急落後の戻り高値を更新。
昨日のNY株式市場は9日続伸。トランプ騒動関税を巡り米中要人発言から交渉進展期待が高まった他、良好な4月米雇用統計(非農業部門の雇用者増加 前月比17.7万人、市場予想13.3万人)も追い風に買いが先行。昼頃に41,386ドル(+633)まで上値を切り上げると、引けにかけても41,300ドルを挟んで堅調に推移。個別では前日比引け後の決算を嫌気されたアップル、アマゾンを除いては主要銘柄が軒並み堅調。
ナスダックも続伸。半導体セクターが指数高を牽引。マイクロソフト、メタ、マイクロンなどが4月急落後の戻り高値を更新。
日経先物は米景況感の良化に伴う長期金利の上昇を背景にドル円が騰勢を維持し、37,000円台で夜間取引を終了。
NYダウ 41,317ドル +564
ナスダック 17,977 +266
米10年債利回り 4.309% +0.088
為替 145.03円/ドル
日経先物 37,210円 +400
□ テクニカル : NYダウは4月安値後の戻り高値更新、三角持ち合い上放れの様相などが「10日線をサポートラインとする上昇トレンド継続優位」を示唆。4月暴落の穴埋め水準となる41,600ドル台を抜けてくるなら、42,000ドルから42,500ドルレンジへの一段高が視野に。下値は4/21−5/2間の上昇幅のフィボナッチ押し(0.382)となる40,100ドル付近から10日線付近が抵抗帯として意識されます。

SOX(フィラデルフィア半導体株指数): NYダウ同様のリバウンド基調継続...優位の形状。

米10年債利回り(長期金利)は「4.25% ± 0.20%水準の持ち合い継続」優位の形状。※ 4月の4.0%割れは世界経済に対する過度の悲観、4.5%超えは米経済に対する過度の悲観であり、ともに持続性の乏しい下方オーバーシュートと捉えた強気対応をご提案。今後も日米株の乱高下に際しては、個別事情の精査による銘柄選別・強弱スタンスの決断(ボトムアップ戦略)ではなく、米長期金利から逆算したトップダウン戦略での対応が正攻法に。

SOX(フィラデルフィア半導体株指数): NYダウ同様のリバウンド基調継続...優位の形状。

米10年債利回り(長期金利)は「4.25% ± 0.20%水準の持ち合い継続」優位の形状。※ 4月の4.0%割れは世界経済に対する過度の悲観、4.5%超えは米経済に対する過度の悲観であり、ともに持続性の乏しい下方オーバーシュートと捉えた強気対応をご提案。今後も日米株の乱高下に際しては、個別事情の精査による銘柄選別・強弱スタンスの決断(ボトムアップ戦略)ではなく、米長期金利から逆算したトップダウン戦略での対応が正攻法に。

【主な政治・経済イベント】
5/5(月)米4月ISM非製造業景況指数
5/6(火)米FOMC、決算:AMD
5/7(水)パウエルFRB議長会見
5/7(水)パウエルFRB議長会見
■ NY株展望 : 反騰トレンド継続 ± トランプ動向
トランプ相互関税に絡めた中国を中心とする各国との軋轢緩和期待、テクニカル良化などを追い風とする買い優勢の展開が本線。想定レンジは40,900−42,000ドル。
FOMCでの利下げへの含み、トランプ関税交渉の進展が重複する場合には42,000ドル超えが視野に。反対にFOMCにて利下げに対する慎重姿勢が示される場合や、トランプ関税交渉が中国を中心とする主要国との関係悪化懸念を高める場合の40,500ドル割れをリスクシナリオとして警戒したいところ。
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連休中も緊張感をキープ!

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