本日の日経平均は大幅続伸。米英通商協議の合意に加えて、トランプ政権が中国に対する関税を145%から50%まで引き下げる方針との報道、一時146円台まで上昇したドル円などを追い風に先物主導で終日堅調に推移。日経平均はトランプ関税への警戒感を主要因とする3月末の暴落前水準を回復。

東証主力株は概ね堅調。NTT(9432)がTOBを発表したNTTデータ(9613)、トランプ政権によるバイデン期のAI半導体輸出規制の撤回思惑を好感したアドバンテスト(6857)、TDK(6762)、イビデン(4062)、先物需給に連動しやすいファストリ(9983)、ソフトバンク(9984)、KDDI(9433)などが指数高を牽引。

中小型株は 262A インターメスティック、8515 アイフル、3662 エイチーム、6370 栗田工業、4680 ラウンドワン、3626 TIS、6619 ダブルスコープ、4592 サンバイオ、5246 Elements、3070 ジェリービーン、7806 MTG、330A TalentX、5532 リアルゲイト、3698 CRI、6664 オプトエレクトロニクス、3825 リミックスポイントなどに短期資金が流入。

日経平均 37,503円 +574、Topix 2,733 +34
日経先物 37,510円、為替 145.37円/ドル
NYダウ先物 41,485ドル +17 

big (22)

■ 後記 : 連休明け(5/7)に「4月半ばからの米国売りの巻き戻しは終了、目先の相場の変質に要注意」とし、日経平均の持ち合い相場入りをメインシナリオに据えた今週の日経平均は、トランプ政権による関税政策への(想定以上の)態度軟化が追い風となって大幅高。

来週の日経平均は、今週内に予定されている米中貿易協議の結果次第の面が強いものの、押し目買い優位のテクニカルなりの強含みの推移が本命視されます。

個別に関しても総じて取り組みやすい環境が予想されますが、直近の日経高にあっても(運任せセクターとして注意喚起中の)金融セクターや自動車・半導体の一角などは戻りの鈍い展開が続いているだけに、週末を利用してビジョンと戦略を再確認し、週明けからのマーケットにも堂々と対峙していってください。

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では 今週もお疲れさまでした。

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