■ 今週の展望 : テクニカル調整 ± トランプ動向

トランプ政権による相互関税交渉への柔軟姿勢を追い風とする堅調地合い継続が本線。暴落前水準(37,100円台)超えによる短期的な達成感、直近10日で3,000円超、約1カ月で6,000円超もの上昇による過熱感、38,000円の壁などテクニカル要因に加えて、トランプ関税の悪影響が懸念される主要企業の決算動向などを踏まえれば、(NY株同様に)上昇トレンド過程の持ち合いによる日柄調整がメインシナリオ。想定レンジは36,800−37,800円。

引き続き、波乱シナリオとしては米中貿易協議をはじめとするトランプ政権の関税政策(に絡めたNY株需給・ドル円動向)に警戒。

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現時点(5/11 am4:30)で米中貿易協議の結果は伝わっていないため、想定すべき結果は多岐に渡りますが、トランプ政権が対中関税を現状の145%から50%程度まで引き下げるようなら、NY株・ドル高(円安)により38,000円トライが視野に。一方、80%程度の引き下げに留まる場合は中立、交渉が暗礁に乗り上げる場合は36,000円台前半までの下押しをケア。

(補足)日経平均のテクニカルは、週足ベースでの一目均衡表の雲上限超えにより中長期上昇トレンド期待が浮上。短期的には過熱感が否めないため「目先の買い一巡後の持ち合いによる日柄調整」優位と判断。下値メドは連休明けのコアレンジ36,700−36,900円、現在36,200円付近に控える10日線水準はそれぞれ強めの抵抗帯として意識されます。

ドル円のテクニカルも右肩上がりの10日線をサポートラインとする上昇トレンド継続...優位の形状。当面は143円台から147円台の推移が本命視されますが、IMM通貨先物の投機筋の円買いポジションが増幅している経緯からは巻き戻しによる円売り加速 → 148円〜150円レンジまでの上昇も視野に。

<< 今週の主な決算 >> 
5/12(月) 3105 日清紡、5020 ENEOS、7180 九州FG、4208 UBE、4911 資生堂、7004 カナデビア、7261 マツダ、7269 スズキ、8802 三菱地所、9519 レノバ、4980 デクセリアルズ、5535 ミガロ、4583 カイオム、5586 ラボロ

5/13(火) 3774 IIJ、4183 三井化学、4506 三井化学、4188 三菱ケミカル、1605 INPEX、2330 フォーサイド、4419 FinaText、5233 太平洋セメント、5706 三井金属、5801 古河電工、6407 CKD、6787 メイコー、6871 マイクロニクス、7267 ホンダ、9984 ソフトバンク、6269 三井海洋開発、1663 K&O、6383 ダイフク、7776 セルシード、335A ミライロ、8308 りそな、7014 名村造船、7003 三井E&S

5/14(水) 3402 東レ、7270 SUBARU、1963 日揮、3350 メタプラネット、4259 エクサウィザーズ、4449 ギフティ、4755 楽天、4889 レナサイエンス、5027 AnyMind、5033 ヌーラボ、5711 三菱マテリアル、8316 三井住友FG、6855 日本電子材料、4784 GMOインターネット、6670 MCJ、3667 enish、6324 ハーモニック、7078 INCLUSIVE、197A タウンズ、290A SYN、341A トヨコー、3687 フィックスターズ、3993 PKSHA、5892 Yutori、6232 ACSL

5/15(木) 3561 力の源、3825 リミックスポイント、3185 夢展望、4523 エーザイ、5101 横浜ゴム、5108 ブリヂストン、4344 ソースネクスト、4751 サイバーA、5707 東邦亜鉛、4882 ペルセウス、3661 エムアップ、4579 ラクオリア創薬、6254 野村マイクロ、5255 モンスターラボ、8783 GFA、8306 三菱UFJ、7383 ネットプロ、6240 ヤマシンフィルタ、5240 MonoAi、265A Hmcomm、3807 フィスコ、1491 中外鉱業、2586 フルッタフルッタ、4165 プレイド、285A キオクシア

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