東京市場（5/16） 持ち合いによる日柄調整

本日の日経平均は小幅続落。寄り前発表の1−3月期ＧＤＰにおける4四半期ぶりのマイナス成長、トランプ政権による円安是正強要を警戒したドル円の軟化などを嫌気して売り優勢で寄り付くと、10時過ぎに37,479円（−276）まで下落。引けにかけてはテクニカル要因（37,400円付近に控える10日線を意識した押し目買い需要）が下支えとなり、前日終値水準で取引を終了。

東証主力株は売り優勢。トランプ政権の対中関税や半導体規制の緩和期待で買われてきた半導体に戻り売りが拡散した他、6098　リクルート、9984　ソフトバンクなどが指数を圧迫。

中小型株は　散発的にウォッチ銘柄で取り上げている　290A　ＳＹＮ、341Ａ　トヨコーの他、4071　プラスアルファ、7059　コプロ、4784　ＧＭＯインターネット、6240　ヤマシンフィルタ、1835　東鉄工業、9616　共立メンテ、4681　リゾートトラスト、7747　朝日インテック、4461　第一工業製薬、3692　ＦＦＲＩ、2160　ＧＮＩ、247Ａ　ＡＩロボ、4889　レナサイエンス、330Ａ　ＴａｒｅｎｔＸ、9211　エフコード、4833　ＤＥＦコン、319Ａ　技術継承機構、352A　ライフクリエイト、9467　アルファポリス、2998　クリアル、5621　ヒューマンテクノロジーズ、3989　シェアリングテクノロジー、7803　ブシロード、332A　ミーク、9553　マイクロアド、6324　ハーモニック、9610　ウィルソン、7771　日本精密、3825　リミックスポイント、7615　京都きもの友禅、7287　日本精機、8783　ＧＦＡ、7274　イクヨ、3347　トラストなどに短期資金が流入。

日経平均　37,753円　−1、Topix　2,740　+1

日経先物　37,750円、為替　145.16円/ドル

ＮＹダウ先物　42,429ドル　＋44　



■　後記 ： 今週の日経平均は、米中貿易交渉における関税率の大幅引き下げ合意がポジティブサプライズとなり買い先行でスタートすると、火曜には一時38,494円まで上昇。週末にかけては良識的な利確売りが重石となったものの、37,000円台半ばでは底堅く推移。

来週は週末に予定されている3回目の日米貿易交渉を睨みながらの展開が予想されますが、現時点では「楽観の領域」とした38,000円台からの調整トレンド継続が本命視しています。※　理想シナリオは、来週末にかけての持ち合いによる日柄調整 → 日米交渉後の上昇トレンド再開。

個別株に関しては、決算シーズンなりの好材料銘柄への局所物色が目立ちましたが、来週からは徐々に“物色の正常化”に向かうと想定されます。A・B・Cのバランス、テーマ性とテクニカル形状の分散を意識したポジショニングと戦略を再確認したうえで、週明けのマーケットに静かに熱く対峙して下さい。

来週の展望・戦略は日曜昼前までの更新予定です。

では　本日もお疲れさまでした。

良い週末をお過ごしください。


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では　今週もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらも是非！☆
　　

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