<< 先週の振り返り >>
先週の日経平均は米中貿易交渉における関税率の大幅引き下げを好感して火曜に38,494円まで上昇。週末にかけては良識的な利確売り、トランプ政権による円安是正強要への警戒感などが重石となり、前週末比251円高の37,753円で取引を終了。
企業決算に関しては、東証プライム全体で26年3月期営業益の前期比3%の減益を見込んだように、トランプ警戒の根強い保守的な内容となりましたが、複数企業の記録的な自社株買いにより総じて株価のサポート要因として機能。
□ テクニカル : 日経平均は4/8以降の中長期上昇トレンド継続優位の形状ながら、短期的には連日の5日線割れ、陰転間近なMACD・パラボリックなど騰勢一服を示唆。よって、37,000円台後半から38,000円台前半をコアレンジとする持ち合いによる日柄調整、または下押しによる値幅調整を売買戦略の前提としておくのがスマート。
値幅調整に際しての下値メドは5/9に空けた窓埋め水準の36,900円台、4/7安値からの上昇幅のフィボナッチ押し(0.382)水準である35,500円付近が意識されます。

ドル円に関しては、年初158円水準以降の戻り高値を結んだラインをレジスタンス、4月後半の140円付近以降の安値を結んだラインをサポートとする三角持ち合いを形成中。レジスタンス ≒ 147円超えに際しては騰勢アップが見込まれる反面、144円割れに際しては二番底を探る動きに要注意。

■ 今週の展望 : 高値持ち合い ± 為替動向
高値圏での持ち合いによるテクニカル調整(日柄調整)をベースとしながら、G7財務相・中央銀行総裁会議(5/20〜22)に絡めて開催される予定の3回目の米中貿易交渉への思惑や結果を加減した推移へ。想定レンジは37,400−38,400円。
米中交渉に関しては、円高・ドル安効果が見込まれる日銀の利上げを含めた石破政権サイドの妥協策提示 → 状況改善による買い材料化が本線。ただし、対米貿易赤字の英国のようなトランプ政権サイドの寛容な対応が期待しにくさ、テクニカル調整バイアスなどを踏まえれば、39,000円トライは楽観シナリオと捉えるのがスマート。
一方、交渉が暗礁に乗り上げる場合や日銀利上げへの過剰反応に際しての37,000円付近までの下振れもリスクシナリオとして念頭に。
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先週の日経平均は米中貿易交渉における関税率の大幅引き下げを好感して火曜に38,494円まで上昇。週末にかけては良識的な利確売り、トランプ政権による円安是正強要への警戒感などが重石となり、前週末比251円高の37,753円で取引を終了。
企業決算に関しては、東証プライム全体で26年3月期営業益の前期比3%の減益を見込んだように、トランプ警戒の根強い保守的な内容となりましたが、複数企業の記録的な自社株買いにより総じて株価のサポート要因として機能。
□ テクニカル : 日経平均は4/8以降の中長期上昇トレンド継続優位の形状ながら、短期的には連日の5日線割れ、陰転間近なMACD・パラボリックなど騰勢一服を示唆。よって、37,000円台後半から38,000円台前半をコアレンジとする持ち合いによる日柄調整、または下押しによる値幅調整を売買戦略の前提としておくのがスマート。
値幅調整に際しての下値メドは5/9に空けた窓埋め水準の36,900円台、4/7安値からの上昇幅のフィボナッチ押し(0.382)水準である35,500円付近が意識されます。

ドル円に関しては、年初158円水準以降の戻り高値を結んだラインをレジスタンス、4月後半の140円付近以降の安値を結んだラインをサポートとする三角持ち合いを形成中。レジスタンス ≒ 147円超えに際しては騰勢アップが見込まれる反面、144円割れに際しては二番底を探る動きに要注意。

■ 今週の展望 : 高値持ち合い ± 為替動向
高値圏での持ち合いによるテクニカル調整(日柄調整)をベースとしながら、G7財務相・中央銀行総裁会議(5/20〜22)に絡めて開催される予定の3回目の米中貿易交渉への思惑や結果を加減した推移へ。想定レンジは37,400−38,400円。
米中交渉に関しては、円高・ドル安効果が見込まれる日銀の利上げを含めた石破政権サイドの妥協策提示 → 状況改善による買い材料化が本線。ただし、対米貿易赤字の英国のようなトランプ政権サイドの寛容な対応が期待しにくさ、テクニカル調整バイアスなどを踏まえれば、39,000円トライは楽観シナリオと捉えるのがスマート。
一方、交渉が暗礁に乗り上げる場合や日銀利上げへの過剰反応に際しての37,000円付近までの下振れもリスクシナリオとして念頭に。
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