本日の日経平均は反発。前日NYタイムの日経先物は37,440円で取引を終えていたものの、寄り前からのドル円の騰勢を好感して買い優勢でスタート。引けにかけては今晩の米5月雇用統計を含む週末リスクを意識したポジション調整が重石となりつつも、37,700円を挟んでしっかりと経過。東証主力株は買い優勢。6857 アドバンテスト、8035 東京エレク、4519 中外製薬が指数高を牽引。
中小型株は 8923 トーセイ、4694 MBL、6080 M&Aキャピタル、6310 井関農機、3660 アイスタイル、5721 エスサイエンス、2700 木徳神糧、7897 ホクシン、7279 ハイレックス、338A ゼンムテック、9235 売れるネット、184A 学びエイドなどに短期資金が流入。
日経平均 37,741円 +187、Topix 2,769 +12
日経先物 37,780円、為替 144.12円/ドル
NYダウ先物 42,509ドル +140

■ 後記 : 今週の日経平均は、週間展望(6/1)でリスクシナリオとたドル円142円割れや月初需給の売り傾斜を回避し、37,400−37,800円をコアレンジとする持ち合いに終始。
来週はマクロ指標を経た米景況感・インフレ動向、トランプ政権の関税スタンスを睨みながらの推移となりますが、複数のテクニカルが煮詰まり感台頭による上下のブレを予兆しているだけに、37,000円割れ、38,500円超えの双方をリアルシナリオとして対策を講じておきたいところ。
個別に関しては、東証主力株に対する中小型株の優位性の希薄化、物色の二極化加速(買われる銘柄の減少傾向)が見受けられるだけに、ターゲットと条件を絞って丁寧にマーケットに対峙していく予定です。
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