おはようございます。
昨日のNY株式市場は3日ぶりに反発。注目の5月雇用統計における非農業部門雇用者数の増加(前月比+13.9万人、市場予想+12.5万人)、平均時給の伸び率(前月比+0.4%、市場予想+0.3%)を経た景況感の改善を背景に「債券売り・株式買い」の強気トレードが進展。
9時台に42,924ドル(+604)まで上昇した後、節目の43,000ドルや週末リスクを意識した利確売りが重石となって42,600ドル付近まで軟化する場面もあったものの、引けにかけては概ね42,700ドル台でしっかりと推移。
ナスダックも急反発。イーロン・マスクCEOとトランプ大統領の関係悪化を嫌気して急落していたテスラが買い戻された他、主要銘柄が概ね堅調に推移。
昨日のNY株式市場は3日ぶりに反発。注目の5月雇用統計における非農業部門雇用者数の増加(前月比+13.9万人、市場予想+12.5万人)、平均時給の伸び率(前月比+0.4%、市場予想+0.3%)を経た景況感の改善を背景に「債券売り・株式買い」の強気トレードが進展。
9時台に42,924ドル(+604)まで上昇した後、節目の43,000ドルや週末リスクを意識した利確売りが重石となって42,600ドル付近まで軟化する場面もあったものの、引けにかけては概ね42,700ドル台でしっかりと推移。
ナスダックも急反発。イーロン・マスクCEOとトランプ大統領の関係悪化を嫌気して急落していたテスラが買い戻された他、主要銘柄が概ね堅調に推移。
NYダウ 42,762ドル +443
ナスダック 19,529 +231
S&P500 6,000 +61
米10年債利回り 4.516% +0.125
為替 144.78円/ドル
日経先物 38,020円 +250
□ テクニカル : NYダウのテクニカルは、4月末の持ち合い後の上放れにより、右肩上がりに転じた10日線をサポートラインとする上昇トレンド回帰...優位の形状。節目の43,000ドルを抜けてくれば、44,000ドル付近までの上昇が視野に。下値は42,300ドル付近、41,600ドル台がそれぞれ強めの抵抗帯として意識されます。

〜(略)〜
米10年債利回り(長期金利)は3月以降の4.25 ± 0.2%から、4.50 ± 0.2%のレンジ切り上げ優位の形勢。米金利上昇(債券売り)は、4月序盤のように米国売りによるネガティブ志向を示す場合に注意が必要ですが、直近はNY株高と並行しているため、教科書通りの「債券売り・株式買い」による世界的金融資本の強気スタンスの証左と捉えるのがスマート。
日本株にとっては、米金利高( → ドル円高)・NY株高のWの追い風に期待。
□ テクニカル : NYダウのテクニカルは、4月末の持ち合い後の上放れにより、右肩上がりに転じた10日線をサポートラインとする上昇トレンド回帰...優位の形状。節目の43,000ドルを抜けてくれば、44,000ドル付近までの上昇が視野に。下値は42,300ドル付近、41,600ドル台がそれぞれ強めの抵抗帯として意識されます。

〜(略)〜
米10年債利回り(長期金利)は3月以降の4.25 ± 0.2%から、4.50 ± 0.2%のレンジ切り上げ優位の形勢。米金利上昇(債券売り)は、4月序盤のように米国売りによるネガティブ志向を示す場合に注意が必要ですが、直近はNY株高と並行しているため、教科書通りの「債券売り・株式買い」による世界的金融資本の強気スタンスの証左と捉えるのがスマート。
日本株にとっては、米金利高( → ドル円高)・NY株高のWの追い風に期待。

【主な政治経済イベント】
6/9 (月) アップル年次開発者会議(WWDC)
6/11(水) 米5月消費者物価指数(CPI)
6/11(水) 米5月消費者物価指数(CPI)
6/12(木) 米5月生産者物価指数(PPI)
6/13(金) 米6月ミシガン大学消費者態度指数
6/15(日) G7サミット(〜6/17 カナダ・カナナスキス)
■ NY株展望 : 上値模索歩調 ± トランプ・インフレ動向
「債券売り・株式買い」のポジティブトレード進展による上値模索基調をベースとしながら、トランプ関税・減税(に関する思惑)、米物価動向を加減した推移へ。想定レンジは42,200−43,500ドル。
トランプ関税に関する市場の耐性の高まりを踏まえれば、中国やEUとの劇的な合意や破談のようなサプライズを除き、単発的な乱高下要因に留まる流れが本線。減税に関しては財政悪化と景気浮揚効果の両面を有するため、需給トレンドへの影響は軽微にとどまりそうです。トランプ絡みでの乱高下は小口逆張りが正攻法。
米物価指標に関してはトランプ政策に起因するインフレ加速 → ショック安・下落トレンド入りに警戒。ただし、直近のマクロ指標の傾向からはマイルドな物価高に留まり、株価の後押し要因と化す流れが本命。楽観シナリオとしては、FRBの利下げ期待が高まり + 先物買いによる44,000ドルトライもケア。
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