■ 今週の展望 : 持ち合い継続 ± 重要イベント

先週末のNY株は中東情勢の悪化を嫌気して急落したものの、日経先物は既に織り込み済みかつドル円が底堅く推移した事で前日比180円高の37,960円でナイトセッションを終了。

テクニカル : 日経平均は38,000円 ± 400レンジ、ドル円は142〜145円台前半レンジの持ち合い優位の形状。※ ともに煮詰まり感を高めているため、レンジをブレイクした方向に値を飛ばす展開も念頭に。

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ファンダメンタルズ : 先週末売り材料視された中東情勢に関しては数日内の株価織り込み、日米中銀会合に関してもトランプ関税の着地点の不透明感による現状維持、日米首脳会談に関しても決定的な合意や交渉決裂を見送った玉虫色の決着 → それぞれネガティブサプライズによる下振れリスクを内包するものの、決定的なトレンド形成要因とはならない流れが本線。

まとめ : 37,400−38,400円をコアレンジとする方向感の乏しい展開をベースに、重要イベントを経た景況感やドル円の浮沈、SQ値(38,172円)に絡めた先物需給などを加減した推移へ。

リスクシナリオとしては、G7や中東情勢に絡めた米国売り再燃や日銀の利上げ示唆などに起因するドル円142円割れに先物での仕掛け売りが重複した場合の37,000円割れをケア。日米首脳会談でポジティブな合意が得られれば短期的な38,500円超えが視野に入るものの、本格上昇トレンド入りは困難とみておくのがスマート。

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