本日の日経平均は続伸。前日のNY株はトランプ政権によるイランとの交戦警戒を重石に反落していたものの、145円台を回復していたドル円が先物買いを誘発して買いが先行。後場寄り早々に38,800円をブレイクすると、引けにかけても堅調に推移。

東証主力株は買い優勢。トランプ関税を中心とするファンダメンタルズ不安を抱えたままの先物主導の日経高だったため、指数高ほど物色の裾野は広がらず、循環物色で買われたゲーム関連値や値がさ株の一角が堅調に推移。

中小型株は 6232 ACSL、218A リベラウェア、215A タイミーの他、4889 レナサイエンス、3664 モブキャスト、4571 NANO、4591 リボミック、3853 アステリア、3688 CARTA、2134 北浜キャピタル、4499 SPEEE、3747 インタートレード、6836 ぷらっとホーム、6993 大黒屋、338A ゼンムテックなどに短期資金が流入。

日経平均 38,885円 +348、Topix 2,808 +21
日経先物 38,850円、為替 144.94円/ドル
NYダウ先物 42,254ドル +26

big (27)

【ウォッチ銘柄】

△ 2585 ライフドリンク
会員サークルで触れている猛暑関連3銘柄では、こちらが続伸により2日で約8%の上昇に。押し目買い狙いで継続注視。

△▼ 6492 岡野バルブ
5月中間期経常益予想を5.9億円から9.9億円に上方修正。4427 EduLab、9244 デジタリフト、1518 三井松島などとともに割り切り対象でケア。

■ 後記 : 今晩のNY市場は、中東情勢をはじめとするトランプ政権の動向とFOMCを睨んだ推移へ。想定コアレンジは41,900−42,400ドル。前日終値42,215ドル
トランプ政権の中東への関与については、イランとの対話路線を主張したかと思えば、無条件降伏を通告するなど不透明感が強い情勢。FOMCに関してはコンセンサス通りの金融政策の現状維持と利下げへの慎重姿勢の継続による無風通過が本命視されるものの、テクニカル軟化気配(右肩下がりに転じた10日線、5日・10日線のデッドクロス、パラボリック売り転換)を考慮すれば、諸々がネガティブに作用した場合の41,800ドル割れも念頭に。

明日の日本市場は、明晩のNY休場の影響で積極的な売買が見送られる中、週明けからの( ≒ メジャーSQ通過後の)先物需給の買い傾斜を追い風とする39,000円トライを視野に入れた堅調地合いが本線。ドル円を含む外部環境の悪化に際しての38,500円割れもケア。


今晩のNYに異変がなければ、明日もテクニカルと先物需給の良化に順じた強気スタンスを邁進!

・ 流動性高めの好トレンド銘柄をポジションの中核に据える構えを継続。ただし、中小型株全般に、先週木曜に触れた「物色動向の変質 ≒ 過度のマネーゲーム化」による売買難易度の高まりが見受けられるため、短期回転狙いに固執しない押し目買い狙い、個々のテクニカルに応じた手仕舞い条件の設定と徹底によるリスク管理も抜かりなく。

・ 更なる日経高シフト(Aタイプ)としては● ローツェ(6323)を中心にTOWA(6315)、フェローテック(6890)などボラティリティ高めの中堅半導体株を継続注視。

※ 本日のゲーム関連の上昇は(明確に柱となるセクターが見当たらない中での)日経高に伴う機械的・消去法的な資金流入と判断。すなわち、目先の日経高も景況感の緩和を伴わない先物主導の側面が強くなるとみていますので、日経高に煽られた保有銘柄数の増やしすぎや高値飛び乗り買いは避けたいところです。

〜(略)〜

※ 最終的な明日の展望・戦略は、FOMC通過による環境の変化を確認した後の明朝のコメントを参照ください。

    (会員サークルより >>Sラボ参加案内) 

では 本日もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらも是非!☆
     
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