おはようございます。

昨日のNY株式市場は小幅に続落。週間新規失業保険申請件数、米住宅着工件数などの冴えないマクロ指標を受けて債券買い・株式買い優位でスタートすると、10時台に42,510ドル(+294)まで上昇。

しかし、トランプ政権によるイラン核施設攻撃の検討、原油市況の高止まり、テクニカル要因(右肩下がりに転じた10日線付近での戻り売り)、翌日のNY休場を意識した利確売りなどが重石となって上げ幅を縮小すると、15時以降は前日終値近辺で売り買いが交錯。

FOMCならびにパウエルFRB議長の会見内容は市場予想通りの「4会合連続で金利据え置き 年内利下げ予想は2回を維持」で着地。マーケットへの影響は限定的に。

NYダウ 42,171ドル −44
ナスダック 19,546 +25
S&P500 5,980 −1
米10年債利回り 4.393% +0.005
為替 145.16円/ドル
日経先物 38,650円 −200

big (29)

□ 本日の展望 : 利確優位も底堅く

NYタイムの取引を38,700円付近で終えた日経先物なりの軟調スタート後、引けにかけては今晩のNY休場の影響で積極的な売買が見送られる中、週明けからの( ≒ メジャーSQ通過後の)先物需給の買い傾斜を追い風とするしっかりとした推移が本線。想定レンジは38,550−38,950円。

★ 本日の戦略 : FOMC後は順張りスタンスで!

FOMCの無風通過により「FOMC前の38,500円超えはおまけ」感覚は放棄。米国とイランの本格的な軍事衝突(による需給悪化)リスクを踏まえれば、突発的な下押しに備えつつ、以下のイメージでの強気スタンスで臨みたいところ。

・ 日経平均ベースで6月SQ値(38,172円)水準かつ10日線が控える38,200円付近を目先の買い下がりメドとして対応

・ 日経高局面での飛び乗り買いは必要最小限にとどめ、肩の力を抜いた好トレンド銘柄の育成に注力。37,800円割れは悩んだら買いは様子見・手仕舞いは実践の慎重度アップで。

・ 景況感の改善ではなく、あくまでも先物主導の日経高のため「日経高 ≠ 個別全面高」を念頭に、個々のテクニカルに応じた手仕舞い条件の設定と徹底を丁寧に。保有銘柄数の増やしすぎ(怖いからたくさんの銘柄を少しずつ買う)はNG。

● 6323 ローツェ
6/9 1,690円 → 6/17 1,904円 +214 12.6%上昇
地合い良化シフト(Aタイプ)と短期回転狙い(Cタイプ)のハイブリッド銘柄。先週末1,740円台までの調整過程で概ね買い直しを完了 → 火曜1,900円付近で一部再利確...と展開中。

今日のも押しは1,780円付近までを買い直しつつ、〜(略)〜では売りすぎに注意しながら追加利確へ。

big (31)

★☆Sラボ新規買い対象3銘柄も昨夕の戦略を踏襲。

     (会員サークルより >>Sラボ参加案内)    

【ウォッチ銘柄】

△▼ 3670 協立情報通信
26年3月期経常益は前期比21%増を予想。昨夕触れた岡野バルブ(6492)などの他、7135 ジャパンクラフト、3815 メディア工房とともに割り切り対象でケア。

『 攻めも守りも規律を持って自発的に! 』

では 本日もよろしくお願いします。
      
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