おはようございます。

昨日のNY株式市場は続落。週間新規失業保険申請者件数(21.8万件、市場予想23.5万件)、406月期GDP改定値(前期比年率3.8%増、改定値の+3.3%から上方修正)、8月耐久財受注など良好なマクロ指標がFRBの踏み込んだ利下げ方針を後退させ、9月前半に顕著だった「債券買い・株式買い」が巻き戻される構図に。複数のFRB要人発言にて利下げへの慎重姿勢が見受けられたことも重石。

テクニカルは、NYダウ・ナスダックともに終値10日線割れが「騰勢一服 → 調整トレンド入り」リスクを警告。

NYダウ 45,947ドル −173
ナスダック 22,384 −113
S&P500 6,604 −33
米10年債利回り 4.174% +0.027
為替 149.77円/ドル
日経先物 45,370円 −90

□ 本日の展望 : 模様眺め ± 中間期末需給

小幅安にとどまった日経先物なりに寄り付いた後、引けにかけては直近の騰勢を受けた押し目買い需要や中間期末配当狙いの買いが下支えとなるしっかりとした推移が本線。想定レンジは45,500−45,900円。NY市場での需給トレンド反転気配(債券売り・株式売り)を踏まえれば、先物主導で45,000円台序盤まで下押すシーンもリスクシナリオとして念頭に。

★ 本日の戦略 : 下半期序盤の波乱リスクを侮らず!

NY株展望(9/20)をはじめ9月2週目から「米長期金利の2%割れは下方オーバーシュートであり、同時進行の株高トレンドも過信は禁物」とお伝えしてきた経緯ら、今晩の米8月個人消費支出インフレ指標(PCEデフレータ)に絡めた決定的な長期金利高・株安トレンド入り...に要注意。

昨夕お伝えした(1)実質下半期入りによるトレンド陰転リスク、(2)中小型株需給の悪化リスクも踏まえれば、本日中の強引な勝負は割に合わないと判断。

よって、2,3割+アルファの余力確保を優先しながら、地合い良化シフト(Aタイプ)と中小型株主体の取り組み(B・Cタイプ)のバランスに配慮した従来戦略を丁寧にこなしてください。

★☆Sラボ銘柄戦略 : ★Sラボ主力2銘柄の育成と並行して、直近急騰のアステリア(3853)、5200番台の仕上げ → ☆ 7000番台銘柄の仕込みに注力。

【ウォッチ銘柄】

△ 7711 助川電工、5631 日本製鋼所、6378 木村化工機
関西電力(9503)が石油火力を廃止し、脱炭素に向けた原発シフト方針を発表。軽めに注目。

その他、千葉銀と千葉興業銀の経営統合に絡めた思惑買い狙いで地方銀行を「動意待ちの割り切り買い」で、トランプ政権による工作機械関税見通しから関連銘柄を空売り or 突っ込み買い狙いでケア。

       (会員サークルより >>Sラボ参加案内)  

では 本日もよろしくお願いします。

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