本日の日経平均は乱高下の末に反発。前日の下半期入りをきっかけとする先物需給の売り傾斜の反動に加えて、NY株高を追い風に9時台に45,125円(+575)まで急騰。前日の余韻や米政府機関の一部閉鎖などを重石に10時過ぎに44,659円まで売り直されたものの、引けにかけては45,000円付近で堅調に推移。
東証主力株は日経平均の大幅高に反して売り優勢。9984 ソフトバンク、8035 東京エレク、6857 アドバンテストなど先物での先物需給に反応しやすい銘柄群が買われた一方、9月の日経高局面で消去法的に買われていた自動車・金融セクターなどが弱含む構図。
東証準主力・中小型株は 6315 TOWA、6254 野村マイクロ、6855 日本電子材料、6266 タツモ、6871 マイクロニクス、6407 CKD、6323 ローツェ、4369 トリケミカル、6278 ユニオンツールなど半導体セクターの他、6875 メガチップス、4592 サンバイオ、3185 夢展望、4833 DEfコン、5131 リンカーズ、319A 技術継承機構、3350 メタプラネット、2673 夢みつけ隊、4464 ソフト99、6083 ERI、6227 AIメカテックなどに短期資金が流入。
日経平均 44,936円 +385、Topix 3,087 −7
日経先物 45,070円、為替 147.12円/ドル
NYダウ先物 46,725ドル −0
□ テクニカル : 右肩上がりの20日線への下値抵抗感、終値5日線超えなどにより前日安値(44,357円)での短期調整完了気配が浮上。底打ち判断には終値での45,200円台に控える10日線超え、安値から3日程度 ≒ 来週月曜までの騰勢継続などを確認したいところ。

東証グロース指数は、火曜の三角持ち合い下放れ後の下落トレンドを継続。10日線との乖離が5%を超えているため、相応のリバウンド余地を内包。

【ウォッチ銘柄】

東証グロース指数は、火曜の三角持ち合い下放れ後の下落トレンドを継続。10日線との乖離が5%を超えているため、相応のリバウンド余地を内包。

【ウォッチ銘柄】
▼ 2516 東証グロース250(売)
更なる中小型株需給の悪化リスクに備えた戻り待ちの空売り狙いで継続注視。
△ 4392 FIG、6310 井関農機、70●●
小泉関連として薄目でケア。
△▼ 8016 オンワード
6−8月期経常益は前年同期比17倍で着地。3498 霞ヶ関キャピタル、3035 KTK、1712 ダイセキ環境ソリューションなどとともに割り切り対象でケア。




