おはようございます。
昨日のNY株式市場は続落。NY連銀総裁の年内追加利下げ支持発言を好感して買い優勢で寄り付いたものの、米つなぎ予算案の再否決による政府機関の閉鎖延長懸念、累積していた利確バイアスなどが重石となり、10時以降は46,300−46,500ドルレンジで軟調に推移。
昨日のNY株式市場は続落。NY連銀総裁の年内追加利下げ支持発言を好感して買い優勢で寄り付いたものの、米つなぎ予算案の再否決による政府機関の閉鎖延長懸念、累積していた利確バイアスなどが重石となり、10時以降は46,300−46,500ドルレンジで軟調に推移。
ナスダックは小幅に反落。前日の節目23,000p超えをきっかけに利確売りに押されながらも、米政府がアラブ首長国連邦(UAE)への半導体輸出を承認したと伝わったエヌビディアの他、アマゾン、メタ、セールスフォースなどが指数を下支え。
日経先物もNY株に歩調を合わせて利確優位で推移。
NYダウ 46,358ドル −243
ナスダック 23,024 −18
S&P500 6,735 −18
米10年債利回り 4.150% +0.019
為替 153.03円/ドル
日経先物 48,520円 −280
□ 本日の展望 : 利確賛成ムード ± 先物需給
節目の49,000円際から日経先物の軟勢、明日からの3連休を前にしたポジション調整バイアスなどが重石となる48,200−48,700円レンジの推移が本線。先物なりのブレ(48,000円割れ、49,000円超え)も念頭に。

★ 本日の戦略 : 連休明けの買い余力をキープ!
通常14〜17倍水準で推移している日経平均のPERは18.85倍まで上昇中。FRBの利下げスタンス(リスクマネーの増幅)を考慮すれ18倍付近も良識の範疇(ニューノーマル)と判断していますが、18倍台後半はオーバーシュート感が鮮明。
一方、岸田・石破政権下で弱体化した日本経済や外交・安全保障に関して、高市政権下での急改善を必至と見た欧米金融資本を中心とする外資勢の日本株(日経先物)買いトレンド、10月下旬の日米首脳会談での関係良化期待も踏まえれば大局強気スタンスの継続が正攻法。
よって、本日は良識的な連休シフト & 好背景銘柄への乗り換え準備を考慮した「1,2割の余力維持」を優先しつつ、流動性高めの好トレンド銘柄から(1)景気敏感セクター、(2)半導体関連、(3)その他有力テーマ株の3方向への分散を意識したポジショニングにて押しを強気に攻めたいところ。
※ 重複しますが、時価総額の低い銘柄ほど国内金利の騰勢が逆風となりうる点も念頭に。
★☆Sラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。
【ウォッチ銘柄】
△▼ 7776 セルシード、4575 キャンバス
昨夕触れたオプロ(228A)、アルバイトタイムス(2341)などとともに割り切り対象でケア。
△ 8031 三井物産
ウォーレン・バフェット氏の投資会社、米バークシャー・ハザウェイが筆頭株主になったと発表。サプライズ性は低いため観賞用でケア。
△ 7011 三菱重工、7014 名村造船
造船・防衛関連は25年のメガテーマ。トランプ来日(10/27)に絡めた騰勢アップを念頭に、押し目買い狙いで継続注視。中堅以下では 6203 豊和工業、4617 中国塗料、6023 ダイハツインフィニアースも同様。




