おはようございます。
昨日のNY株式市場は大幅続落。根強いFRBの追加利下げ期待を追い風に9時台に46,641ドル(+283)まで上昇。しかし、11時ごろのトランプ大統領による「中国に対する関税強化予告、今月末に予定されていた米中首脳会談の見送り示唆」を受けて市場環境は急激に悪化。債券買い(金利低下)株式売りのリスク回避トレードが急速に進展し、一日の安値圏で取引を終了。
ナスダックも主要銘柄が全面安となり、前日比3.56%安の暴落に。
日経先物は公明党の連立離脱を嫌気して47,000円台半ばまで下落した後、NYタイムの米中関係悪化リスクも重石に46,000円割れまで急落。
昨日のNY株式市場は大幅続落。根強いFRBの追加利下げ期待を追い風に9時台に46,641ドル(+283)まで上昇。しかし、11時ごろのトランプ大統領による「中国に対する関税強化予告、今月末に予定されていた米中首脳会談の見送り示唆」を受けて市場環境は急激に悪化。債券買い(金利低下)株式売りのリスク回避トレードが急速に進展し、一日の安値圏で取引を終了。
ナスダックも主要銘柄が全面安となり、前日比3.56%安の暴落に。
日経先物は公明党の連立離脱を嫌気して47,000円台半ばまで下落した後、NYタイムの米中関係悪化リスクも重石に46,000円割れまで急落。
NYダウ 45,479ドル −878
ナスダック 22,204 −820
S&P500 6,552 −182
米10年債利回り 4.049% −0.099
為替 151.63円/ドル
日経先物 45,200円 −2,420
□ テクニカル : NYダウは大陰線、5日・10日線のデッドクロス、パラボリック売り転換などが4月以降の上昇トレンド終焉 → 調整局面入りを示唆。当面の上値は日々鋭角に切り下がってくる5日線水準が、下値は一目均衡表の雲上限が控える45,000ドル付近、4月以降の上昇幅3,170ドルのフィボナッチ(0.382)押し水準となる44,600ドル台などが強めの抵抗帯として意識されます。

米10年債利回り(長期金利)は5月以降の下落トレンドを継続。9月同様に4.0%水準では底堅さを示すと見込まれますが、債券買い(金利低下)株式売りトレードの加速による3.8%割れ(に伴う更なる株価下振れ)も念頭に。

【主な政治・経済イベント】
10/14(火) IMF世界経済見通し、米決算 : ゴールドマン・サックス、JPモルガン、ブラックロック
□ テクニカル : NYダウは大陰線、5日・10日線のデッドクロス、パラボリック売り転換などが4月以降の上昇トレンド終焉 → 調整局面入りを示唆。当面の上値は日々鋭角に切り下がってくる5日線水準が、下値は一目均衡表の雲上限が控える45,000ドル付近、4月以降の上昇幅3,170ドルのフィボナッチ(0.382)押し水準となる44,600ドル台などが強めの抵抗帯として意識されます。

米10年債利回り(長期金利)は5月以降の下落トレンドを継続。9月同様に4.0%水準では底堅さを示すと見込まれますが、債券買い(金利低下)株式売りトレードの加速による3.8%割れ(に伴う更なる株価下振れ)も念頭に。

【主な政治・経済イベント】
10/14(火) IMF世界経済見通し、米決算 : ゴールドマン・サックス、JPモルガン、ブラックロック
10/15(水) G20財務大臣・中央銀行総裁会議(〜10/16 ワシントン)、米9月消費者物価指数(CPI)、10月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、決算:モルガン・スタンレー、バンク・オブ・アメリカ
10/16(木) TSMC決算、米9月小売売上高、9月生産者物価指数(PPI)、10月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数
10/17(金) 米9月住宅着工件数、9月鉱工業生産指数、決算:アメリカン・エキスプレス
■ NY株展望 : 需給陰転による調整局面入り
週末に急速に進展した債券買い(金利低下)株式売りのリスク回避トレードによる軟調地合いをベースに、米つなぎ予算(政府機関の一部閉鎖)の行方、米中関係、CPI・PPIなどの物価指標を経たFRBの追加利下げ思惑の浮沈、TSMCや米金融機関の決算内容などを加減した推移へ。想定レンジは44,600−46,000ドル。
※ マクロ指標は政府機関の一部閉鎖の延長により発表タイミングが流動的。
■ NY株展望 : 需給陰転による調整局面入り
週末に急速に進展した債券買い(金利低下)株式売りのリスク回避トレードによる軟調地合いをベースに、米つなぎ予算(政府機関の一部閉鎖)の行方、米中関係、CPI・PPIなどの物価指標を経たFRBの追加利下げ思惑の浮沈、TSMCや米金融機関の決算内容などを加減した推移へ。想定レンジは44,600−46,000ドル。
※ マクロ指標は政府機関の一部閉鎖の延長により発表タイミングが流動的。





